霧雨の中、影を頼りにしたハイド&シーク。
3連のクリスタルに無垢な光が当たったとき、
動力や色相や形態のパラダイムを諦めさせる
普遍的な自然そのままのデザインが浮かび上がった。
ぼくはそのとき、言葉の、デザインの、自信をなくした。
ぼくはモチーフをみていたのではなかった。ただイメージをみていた。
それは転じて、可能であることを意味していた。
ふと右からの風が吹いて、オレンジの中でぼくたちは色を忘れた。
おびただしい光の中でしか生きられないわれわれが、
グレースケールに縛られた、どうしようもない
囚われの不安はどこからでていたのだろう?
色めいた興奮はなんだったのだろう?
いろいろな視界が、ビジョンが、イマジネールが、デジャヴやクリシェが、
疑われる
春の新しい光の中で、果てしなく刻まれた影の光