2010年06月07日
I do not know what I lost.

... ... ... ...

沈黙や溜息のための行き場は必要で、
いつでも遠くの動機に思いを馳せる。
同じところをグルグルと、ちっぽけなループ。

それは外からやってくる。不変の順序。
僕自身は、いつだって空っぽの器。
くやしくて、くうの音も出ないほど、待っている。

だからそれを失ってしまったとき、
あれほど身に刻もうと思った触感さえ、
儚くも忘れていくのだ。

不器用なまでに、その一部を刻んだ肌ごと、
脱ぎ棄てて行くのだ。

なりかけたなりたい自分に、届かない。
それはあまりに遠ざかってしまった。リズム、狂う。
導きのミューズは傍にいない。

ずっと
ズレている。
スレている。
ブレている。

... ... ... ...


それは内からはやってこない。

僕自身の空っぽの器に、
突然変異のようにやってくるのを、ひたすらに、祈る。