2004年09月30日
TypePadマスコット デザイン・コンペティション

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Six Apartの関さんから、お問い合わせしていたMovableType日本版のNPOライセンスがスタートしたとのご連絡。とともに、TypePadのマスコットコンペという興味深いお話を。シンプルでユーザビリティに優れたTypePadは、Good Designなサービスだと思ってますが、TypePadの顔!となると、そのキャラクターは、ブログカルチャーとデザイン・コンシャス層への、大きなインパクトになるはず。イラストをかかれる方、是非チャレンジしてみてはいかがでしょう。僕の幻のキャラ、フーリ君をアレンジして、応募してみようかな。以下、要項です。

キャラクター募集要項
『TypePad』の特徴を表現するデザインで、ブログの自由な雰囲気を伝えるオリジナリティ(独創性)あるキャラクター

募集期間
9月27日から10月20日
(日本時間の10月20日23:59に受付を締め切ります)

応募資格
経歴、性別、年齢など、応募資格に一切制限はありません

応募方法
JPEG、GIF、AIなどの画像データをE-Mail宛に送付

賞品
最優秀賞 (採用作品1点)
アップルコンピュータ社iMac G5を予定
優秀賞 (採用作品4点)1万円相当の賞品

* 最優秀作品及び優秀作品の著作権、意匠権、商標権その他一切の知的財産権は米Six Apart社に帰属となります。

2004年09月29日
美とは恵みである
制作時にどれほどの見通しをもっていても、真に美しい作品を生み出したときには、真っ先に作者がその美にうたれるはずです。人間の持ち分は、設計図を書いてそれを具現化することです。それ以上のことはできません。美は、その仕事に対して与えられる恵みなのです。恵みとして与えられる美は、その仕事が単に設計図を巧みに具現化したというだけでなく、真に『よい』ものであることを示しているのです。
美学への招待』、p210、中公新書
→美は設計図にではなく、具現化した真に美しい作品に恵みとして与えられる。そんな美を、常に感じられるような仕事を、つくり続けたいですね。それが Good Design の Good を知るということ。
2004年09月28日
本質を突く鋭利な言葉
不思議なことに、優れた作り手・思想家は、例外なく物事の本質を突く鋭利な言葉を残しているものだ。
デザインの生態学』、p16、東京書籍
→デザインの教科書『デザインの生態学』から学ぶことは多い。その中で特に感じたのは、理論と実践をパラレルに実行するためには、本質を突く豊かなレトリックを、感性のままに表現し、伝えていくことではないだろうか。
Project Hello

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PROJECT HELLOのミッションは、世界中で急増するホームレスの人々に注意を向けること。その方法は単純、写真のとおりホームレスに「HELLO, my name is ○○」と自分の名前を名乗らせることだ。「To give homeless individuals a name, and in the process, encourage others to treat them with dignity, respect, and compassion」ホームレスに名前を名乗らせることは、人々が尊厳と尊敬と思いやりを持って接するための、重要なインターフェースなのである。端的に言うと街の一部だった彼らの存在が、このプロセスによって、個性を備えた個人として認識される。これだけでも大きな気付きであり、スタートとなろう。デザインの力は、このようにも発揮できる。

新宿や渋谷でBIG ISSUEは、一冊売ると110円がホームレスの収入となる。内容も充実していて、素晴らしいモデルだと思う。ただ、忙しい街にあって、路上で買う行為にもう一工夫、敷居を低くする必要があるのでは、と実際買ってみて感じた。

ホームレスの自立支援は、結局は彼ら自身の気持ちの鼓舞であるが、周りとのインターフェースも、仕掛けとして同時に考えなくてはならない。

2004年09月27日
デザイナーの基本的な資質 - 福井信蔵
『仮説と仮説を掛け合わせた複数のモデルを想定し、一つの事実を加えるだけで、次に起こることを見定められること。さらに見定めた何かを具体的にカタチにできる能力』これはいま、どの業界でも強く求められている人物像なのだそうだ。間違いなくデザイナーはそれができなければ仕事が来ない。小さなことへのこだわり+深くて広い洞察+無数のアイデア。どうやら以前とは違ったカタチでの『想像力』の使い方が時代のキーとなってきているようだ。
NIKKEI DESIGN、2004/10、p132
→デザイナーが備わっているべき『想像力』は、時代の動きを捉え、ぶれなく社会にインパクトを与えうる資質なのだ。アイデアとセンスがものをいう21世紀型知識社会において、広義のデザイナーは重要な任務を背負ってます。
JOB WEEKLY 09/20 - 09/26

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深く大いなる谷に光が差し込んだ9月第4週。

20日、敬老の日、プール行ったり、自宅作業したり、少しずつマイペース。

21日、デザイン、修正、なんやかんやでやることはたくさん。

22日、仕事を終え、夜から再びカリと薫とカドクラさん@ままごと喫茶。手料理を味わいながら、ほろ酔いでくつろぐ。カドクラさんの素敵な布の掛け軸は、涼しげで気持ちよい。

23日、秋分。季節を分ける大切な日に、宍戸さんたちと明治神宮の正式参拝。明治神宮は感性が豊か。いろいろな色に溶け合う緑が、目にも鼻にも美味しい。神社は個人的な拝みを、神宮は公の願いをとのことで、「きれいなお金のつかいみち」を期する。芸術とも自然美とも違う、儀式と形式に秘められた英知に、改めて気が付いてその日はへこんでしまった。

24日、徹夜明け作業で、夜はナカノくん、岡崎という気付けばMerryメンバーと@裏ままごと。BeGood の作業もしながら、張り詰める一日のちょっとした息抜き。

25日、午前中出社して、土曜日のブレスト。とても有意義。今日は万博リリース日、そ朝までMerry作業。

26日、いよいよCETのクロージング、昼から屋久島の温泉で出会った、接骨院開業志望のケンちゃんと素敵なエスパニョーラ、タティのナイスカップルをモトスケくんに紹介@REN。いったん自宅に帰ってNEXT作業、夜はクロージングパーティー@路上で、不動尊の前でこの大志を秘めたイベントを祝す。いろいろな出会いのあったCETだった。

明らかに上がってきた自分がいる。
そして、僕を支えてくれているさまざまな人の面影を感じる。心から感謝。
更に意識が広がっているという幸せ。大志を胸に、張り切るぞい。

JOB WEEKLY 09/13 - 09/19

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変化のうねりに気をもんだ9月第3週。

13日、今日から新しい職場、dff。さっそく某社のCSRコンテンツリニューアルのヒアリング。柱の周辺情報を押さえて、活動のイメージしやすいサイト作りを提案。夜はそのまま月島で歓迎会!もんじゃ、お寿司とはしご、温かく迎えていただく。今日は、佐藤さんの記念すべき不惑の誕生日、とともにblogをはじめたとの連絡。このスタートの偶然に感激。

14日、午後からedma×Felicaミーティング@ガボウル。こういうミーティングを会社に時間に生かせていただけるのは、非常にありがたい。夜からTFMの収録。今日はモトスケくん、ガミくんというWEBチームが勢ぞろい。野郎だらけで収録も順調も、ウェブサイトの課題点を話し合う。次につなげていななくては。タイからフッキが大きくなって帰国のメール。フッキの帰ってくるタイミングのこの必然。

15日、デザインと企画書づくり。

16日、Merryの修正も同時進行。

17日、ワンクリック募金のデザイン。

18日、午前中からエイリとピカソ展、あまりの衝撃と恍惚ぶりに、振り返ってのへこみもはげしい。このメンタリティこそ、自分らしく思えてくる。夜からノルカソルカ、ジンギスカン@中目黒まえだや。クセを感じつつなかなかいける。懐かしいメンバーに心も和む。

19日、夕方から岡崎カップルとままごと@CET。お抹茶と和菓子のおもてなし、川辺カフェとのコラボレーションは和みの極み!夜はカリカップルが白金へ。さらに、和む。

変化の谷は書くも深く、濃く、見を刻む
来週はがんばるぞい。

2004年09月25日
SCRAP 04.09.25
[ "Rough & Peace" in TOKYO DESIGNERS BLOCK 2004 ]
もうすぐ新作発売のペペ・カリフォルニアのライヴ@TDB!

[event] 10/8 ライブ@国連大学!
えー何を隠そうペペのメンバーは全員国連大学卒なのなので、母校の学園祭でライブすることになりました(ウソ)。

近頃はレコーディング中につきライブしてなかったんだけど、Guatemalaのリリースパーティな気持ちでライブ。都内は久々だなー。Tokyo Designers Block 2004関連のイベントに参加っていう形ッスね。

"Rough & Peace" in TOKYO DESIGNERS BLOCK 2004
10月8日 (Fri) open/start 19:00
会場:国際連合大学中庭ステージ
料金:2,000yen
出演: Bamboo Swing, copa salvo, Pepe California 他

2004年09月23日
メディアプロデューサーズスクール「イメージ」

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ネットワーク社会において、情報をプロデュースする人材を育てることを目的に始まった「イメージ」。創造支援工房フェイスというがNPO法人運営しているようです。

第4期の今年は「世の中のシカケ人」がテーマ。ということで、講師陣が、旬で多彩な魅力ある顔ぶれ。先見日記や『百年の愚行』を手がけた、スペースボートの上田壮一さん、愛読書『考具』の著者・加藤昌治さん、R25を仕掛けたリクルートの田端信太郎さん、、その他交渉中との事。何でしょう、この興味の方向性との合致ぶり、笑

学生じゃなきゃ参加できないということ。。最後の手段、放送大学生になろうかな。学生ソーシャルな意識の高い方、是非参加してみてはいかがでしょう。きっと、いいインスピレーションを得て、行動力を学べるはず。

ちょっと話しはずれますが、スカベンジャーの宍戸さんから教えていただいた、こちらの東大『コンテンツ創造科学産学連携プログラム』は、ものすごい先生方で、次世代の人材輩出の大いなる使命感を感じます。スタジオジブリの鈴木敏夫さん、押井守さん、大友克洋さん、井上雄彦さん他。。プロデューサーという言葉が、テレビ番組や音楽業界のそれから、もっと社会性を帯びたキーとなる職種になってきてますね。

2004年09月22日
Helvetica vs Arial

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Helvetica vs Arial
Helveticaが憎きMSバンドルフォントArialと戦うというコンテンツ。ぴよった表現、影、マウスとの挙動、何気にハイ・クオリティで、一通り倒すまでドキドキしながら、はまってしまう。バトル形式という体験的なインタラクティブによって、この二つのフォントの歴史のエッセンスが、じんわりと伝わってくる、不思議なサイトだ。

実際WindowsでArialBlackを多用した記憶があるけど、Helveticaに出会ってからは、Arialはほとんど使わなくなったなぁ。フォント及びタイポグラフィに見え隠れする世界的普遍性には、いつも感嘆の連続です。

ありそうでないものとジャストアイデアの違い - 深澤直人
ありそうでないもの、と自分のデザインを表現されることは賛辞だと思う。ありそうでなかったということは僕が具現化する前に多くの人が同じような像や感情を持っていた、ということだからです。具現化することは客観的になることですから。その結果、アイデアのことを、より深く理解できる。そのスタンスが、ジャストアイデアとの違いだと思います。
AXIS Vol.111、p57
→ジャストアイデアも、オリジナルというよりも誰もが思いつきそうなこと。そのことに自信を持ち、客観的に掘り下げることで、「ありそうでないもの」という普遍的な価値にたどりつける。う~ん、さすが。
2004年09月21日
フォロアーシップ
大事なことは、チームプレーヤーに徹する事。最高のフォロアーになることだね。リーダーは一人いるんだけど、自分がなるって事はほとんどない。地球では『リーダーシップ』について熱く語る人も多いと思うけどさ、実は『フォロアーシップ』っていうものもあるはずなんだよね。リーダーになる人よりも圧倒的に沢山の人がフォロアーになる。だから、大切な事は、自分の役割をちゃんと理解するという事なんだ。
TOKION No.42、p33

→宇宙飛行士ドン・ペティット氏が、宇宙ステーションに搭乗する人間の資格についての質問にこたえて。宇宙というミスの許されない極限状態でなくとも、ある場所でリーダーな誰かが、必ずどこかではフォロアーな場面がある。もちろん、その逆も。フォロアーシップのもと、誇りと責任を持って仕事に臨むことこそ、プロジェクトを成功に導く優れたリーダーシップにつながるはず。

2004年09月20日
本棚.org

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「蔵書を公開/共有しましょう! 」というサイト、本棚.org
greeでのお勧めとほぼ同じだけど、本に特化してるのでカテゴリ別とか検索がしやすい。

大体、本を買うときって、直前に読んだ本の中から、気になる(掘り下げたくなる)いくつかのキーワードをリストアップし、気になるテーマに明るい本へと、自発的かつ能動的にリンクしてゆく感じじゃないだろうか。しかも、同じようなテーマに脳が反応しているとき、同時にいろんな角度から読むのは、客観的な視点の簡単かつ、格好の訓練になると思う。(ナオミ・クラインの『ブランドなんか、いらない』と、『私的ブランド論―ルイ・ヴィトンと出会って』とか)

実体験で言うと、哲学者のベルクソンと空海が、『身体論』という本で章立てで隣り合うように、世の中の書籍の「切り口」には無数のナレッジのリンクが秘められている。その「切り口」の豊富さと絶妙さこそ、「新しい組み合わせ」としてのアイデアの源泉であり、ナレッジ・ワーカーのユニークな価値なのではないかと思う。

本棚にある2冊の本を組み合わせるだけで、どんな突飛なアイデアが起こりえるだろう。本棚.orgをそんな視点でみると、ちょっと面白い。

2004年09月17日
仕事とは、仕える事である - 山尾三省
仕事とは、仕える事と書く。仕事とは仕える事である。何に仕えるのか。社会に、人類の善と平和と喜びに仕えるのである。人類社会の善と平和と喜びに仕えることを通して、自己の生の完成に仕えるのである。自己の生の完成に仕えることを通して、人類社会の全体の完成に仕えることだと言っていいだろう。
聖老人』山尾三省、P73、野草社
→仕事とは、仕える事である。では、何に仕えるのか。個人的に転職のタイミングで屋久島で出会ったこの純粋な問答に、自己の生の動機がすべて集約される。折に触れ、この問いかけを思い出し、スパイラルアップしていこうと思います。
2004年09月16日
MAGWERK - 発展するスクリーンマガジン

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最高のスクリーンマガジンと言えば、前にweb creators上でも取り上げたPlayMusicMagzine(→参照)。ホスピタリティの高いサイト設計が施され、新しい広告メディアとしても注目だったそのプラットフォームが、MAGWERKというレーベルから、いよいよ音楽以外の分野に応用されています。no more papercutsというサブタイトルも持続可能で素敵。

写真まん中のENCORE MAGAZINEは、既存のスクマガと同じようにARTとDESIGNを扱う。マスクの処理などはやや単調だが、折に触れ、「友達に教える」などの機能は、参考になる。

写真右のprobeの内容は、ゲームとゲイマーで、英語とノルウェー語のバイリンガルで楽しめる。さすがにこっちのコンテンツは、音や映像など、とてもリッチ!Flashのゲームが楽しめるし、「ならでは」の極めつけはデモ版がダウンロードできるところ。

スポンサーに、ソニーエリクソンとディーゼル、サーバーはMedia Temple、フレンドのクレジットでIdN、、何だかWEBクリエイティブの粋を集めたような感じですが、このようにコンテンツ産業のプロモーションとなり、それにスポンサーがついて、スクリーンマガジンがメディアとして着実に発展している感じがします。

Merryスクリーンマガジンもすでに、7冊完成してます。ぜひ一度、ご覧ください。

2004年09月14日
dff - sustainable innovation

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転職先のdff社内をFLICK!
今週から新天地、さっそく某社のCSRサイト・リニューアルのヒアリングで現場に触れたり、
社外活動であるNPO、アースデイマネー関連のミーティングに会社の時間を活用できたり、
今のところ、今までに身になったものが、しっくりと発揮できそうな機運。

昨日は月島でもんじゃ焼き歓迎会、みなさん素敵な方々が揃ってます。
机が広々使えるので、また本を少しずつ移動、環境作りに勤しんでるところ。

一月夏休みモードだったので、毎朝きっちり起きるのがすごく楽しいです、笑
朝のラッシュもそんなにきつくないけど、やっぱり自転車にしようかな。
小一時間、、いい運動かな。

2004年09月12日
9/10 東京初日 - 六本木ヒルズ

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今日も蒸し暑い。

昨晩未明、家に着いた。
午前中に洗濯をし、クリーニングを取りに行く。

なぜかゴミ箱に水がたまっていた。
部屋も散らかったまま、洗いものも残っている。

出発前の自分の残像が見える。
夏休み、自宅での一ヶ月の、堕落ぶりが見える。

逃げていた。





来週から、新しい職場に赴く。
その前に、MerryとBeGoodの作業が残ってる。

部屋を掃除して、コインランドリーを探して、
一息つけて、皿を洗って、
一息つけて、メールをチェックして、返信して、
それから、それからを時は流れる。

携帯メールでみんなに返信するつもりで、
六本木ヒルズのツタヤ×スタバに来たんだった。
コンテンツに行って源泉徴収表をもらってこなきゃ、
お土産を渡しつつ、ヨガの本も返しに、と。

やるべきタスクがたくさんある。

今、気持ちを整理して、少しずつ片付けてゆく。
でも、買った3wwwくらいは目を通そうかな。
AXISの深澤直人さんの文章も。Design is Dailyも再び始めるんだ。
会社をやめる前の、自分のペースって相当早かったんだな。

ペース。マイペース。ユアペース。ソーシャルなぺース。
そして、スペース。マイスペース。パブリックなスペース。


今、スタバのコーヒーを片手に、屋久島と東京を紡ぐ、微妙な気持ちをつづっている。

旅を終えて、自分に何が加えられただろう。
バックミンスター・フラーのいう富は、どれだけ増えたのだろう。

・魂の濃度
・デフォルメする視線
・そこでしか書けない文章


「気づきを与え、気づきを得る」
住職を前に、すんなりと自分の口から出てきた人生の目標に、少し自信を深める。

人間は100%完全ではない。三省氏のいう、「有機的一要素としての宿命」は、
完全やスピードを求めているわけではない。

それでも、そのノスタルジーに魅力を感じつつも、
今この街、車が飛び交い、人がつくった丘で、本を読んでいる。
手付かずではない文明としての営みを、どのように幸せに生きるか。
「もうひとつの文化」の大合理主義に身を投じた、
LOHASかつクリエイティブな社会のために、今一度始点を確認する。

レンタカーの給油は計3回=約8000円。
それだけの排気ガスを撒き散らして、僕は自然を悦んだのだ。

濃度。



仕事とは、「仕える事」だ。「社会に、人類の善と平和と喜びに仕える」ことだ。
三省さんのこの教えは、深く心に染み入る。
縄文杉を見ずとも、縄文杉を感じるように。


美学の本を読んだ。
ちょうど複製と体験の章だった。
屋久島のガイドブック、realwaveのサイト、Final DropのCD、さまざまな虚像を描いた。
憧れの場所を形容することは、難しいと感じていた。

そして、「そこでしか書けない文章」の存在を知った。
この必然は、僕の好奇心をさらに刺激する。
体験すべきことは、個々にとって、ある。
そして、それが、「呼ばれる」という感覚ではないだろうか。
呼ばれたからには行かねばなるまい。
芸術とは、道とは、そのようなものではないだろうか。

そして、すべては「気づく」ことから始まる。

同じ行程、同じ場所で、同じ時、同じ天気はなく、
感情と経験は、感受される方法によって多様に変わる。
気の持ち様とはそのようなものだ。


白谷と禅が重なったのも強烈だった。

見渡す光景に、何人の人が写っている?
それぞれの今、六本木ヒルズは次のステップのどのタイミング?


友達と仕事観について語り合ったとき、すべてが「仕事」だと言った。
今ここに居ることも、「仕事」だと感じている。
それは、仕えることであり、何に仕えているかに自信と信念を持つことだ。
今なら説明できるはずだ。

さ、今東京で、僕のお金を生み出す仕事に取り組む今、
大切な思い出は、見知らぬ誰かとも共有しよう。


屋久島に行って本当によかった。

スケール、桁違い、歴史、文学的体験、光景、チルアウト、光、久々の太陽、台風、
食事、川、風、事故、読書、そして文章。

このノートに、どれだけの思いがこもっている?
記憶のインデックスに、幾重に挟まれた断片。
やがて、鳥肌と寒気を思い出すのだろう。屋久島への畏敬だ。

あ、道林さんにメールしないとな。
フッキにも報告だね。

感謝、すべての出逢いに。
そして、いつか残された宿題を果たしに。


9/9 屋久島最終日- 平内海中温泉~春田浜

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そこでしか撮れない写真があるように、
そこでしか書けない文章がある。

それしか言いようのないレトリカルな表現が、
その景色に、唯一リアルな対象としてたどり着ける。

そのとき、旅としての悦びを得る。
日常とはなれた異空間にいる満ちた気持ち、
土産話、刻まれた記憶として、永く名残るものとなる。

そこでしかできない、何か。
自分にとって、いてもたってもいられないほど、
美しいと感じるかけがえのないものに出会ったとき、
そこで何をしたいか、あるいは、何をすべきか、
何を思ったかに、人の個性が自然と表れてくるのではないだろうか。


6:00起床。朝の平内は潮が引いて、温かい温泉が顔を出していた。しばらく隣のおじいちゃんと談笑していると、昨日白谷の川ですれ違ったカップルが、男の子のおじいちゃんと一緒に入浴していた。屋久島は本当に、小さな島だ。接骨院を東京で開きたいという男の子(彼は屋久島に親戚が二十人居るそうだ)と、日本語も流暢なエスパニョーラ。東京の話、ポロンの話、おじいちゃんの戦争の話など、朝のまったりとした時間を共にすごす。東京での再会を約す。

その後、春田浜の物見やぐらでチルアウト。台風16号の影響で立ち入り禁止となった人工海水浴場は、さながら戦に破れた古城の遺跡のよう。そのもの寂しさが、今の気分にちょうどよく、ペイタのパンをほうばり、スムージーを片手に屋久島でのたびを振り返っていると、いつのまにか寝ていた。

コインランドリーを回して、その間にお土産を購入。魚料理にぴったりの粗塩、とびうおの干物、屋久島名物ヤクトロ(とろろ芋)、おまんじゅうを購入。他にも縄文水や、三岳、flowersの木製品など、もりだくさん。これだけ配るとこがあるというのも、幸せなんだろうな。時間が余ったので、5度目の尾の間は、湯船を独占。さ、船の時間が近づいてきた。

9/8 屋久島七日目 - 白谷雲水峡、太鼓岩~いなか浜

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朝5時起床、こっそりと帰り仕度。外に出ると、久々に仰ぐ青空が気持ちよい。白谷までのドライブ中に今日の一日の太陽が登ってきた。本当に、すがすがしい朝だ。道路の拡張工事の細い道を抜け、車もまばらな駐車場に到着。



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著名な飛流おとしをわき目に、そそくさとわき目も振らず登ってゆく。足取りも重く、心も落ち着かない。白谷小屋を超え、苔むす森に入るも、こだまを感じる余裕もない。白谷はとても奥深い。禅の修行のように、歩きながら心と体が分離しているのがわかる。煩悩がめぐり、審美観もぶれてくる。帰りを待つ、追われるタスク。それを思い出させる優れたバランス感覚なのか。集中せず、深い記憶もないまま、暗に目標としていた太鼓岳に出る。



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今、白谷雲水峡を登り、もののけの森を抜け、一枚岩の開けた太鼓岩の上で坐している。はるか臨む奥岳の重なるレイヤー、緑のグラデーションが美しい。かすかに轟く、安房川の清流。後聞こえるのは、鳥の鳴き声。強い静寂が漂う山の頂に、30分ほど一人で座る。途中さまざまな面々が急な坂を上り、岩に登り、思い思いの感動の声をあげてゆく。この景色の感動をこの空間で共有していた。欠けた心は、いつのまにか満ちていた。田口ランディ氏の書を読み、デフォルトされた世界の捕らえ方というくだりに、反応していた。この自然は漠然と捉えるだけではもったいないと、すっきりとした気持ちが、体の中に流れる。明日の夜には東京に居る。夢のような、毎日が濃い時間。山尾三省氏の「魂の濃さ」をどこでも見出せるはずだ。佐藤さんからかけていただいた言葉、「人生は、山あり谷あり、濃いほうが楽しいですから。」この屋久で迎え超えた山を、谷を、文学的な縮図に捉えながら、気持ちの張りを切る。



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白谷から車で帰る。白谷行き始発のバスが、台風明けの晴天を祝う登山者をたくさん運んでくる。太鼓岩も今頃さぞかしにぎやかだろう。いろいろな声が聞こえてくる気がする。帰り、疲れながらも必死に川をまたぐ外人と日本人のカップル、川をまたがず岩でまったり座っている女性など、それぞれにとっての山道。

下におり、かぼちゃ屋でハーブの利いたカレーを食す。復刊した『聖老人』を購入する。安房で明日のフェリーとレンタカーの乗り捨ての確認。春田浜によるとこちらに住んで2年と言う、素敵で自然体なカップルに、夕陽の美しい場所を教えてもらう。尾の間のパンや・ペイタで明日の朝食を買い、4度目の尾の間温泉で汗を流す。岩崎ホテルに忍び込んだり、寄り道しながら、平内海中温泉から2分の宿にチェックイン。小潮の今なら一晩中は入れるというが、、潮はやや高い。

と思ったのも束の間、集中が切れたか路肩にタイヤをぶつけてしまう。幸いにもタイヤのパンクだけですんだが、携帯も切れ反省しながら立ち往生。他のレンタカーの方に連絡を取ってもらい、駆けつけてくれたレンタカーのお兄さんの優しい笑みに救われる。猛省。ガソリンスタンドで、手際よくタイヤを替えてもらう。猛省。教えてもらった矢筈の峠は、サルとシカの危機を伝える声を浴びせられ落ち着かず、いなか浜へ赴く。



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沈む、否、消える太陽を見る。かすかに炎が西の空に燃える。水平線から1cmほど上のところで、タイムラインに刻まれたように、アルファは消えてゆく。青とまじり合う赤。瞳で追う赤の残像。赤はグレーの空に溶けた。一瞬ではない営み。そして今日という一日の夜が訪れる。

足にどこからかハエがまとわりついてくすぐったい。今、なぜいなか浜にいるのか。昨日買った田口ランディさんの書の3章、樹の章は太鼓岩の上で高揚しながら、水の章はかぼちゃやでおなかを満たしながら、森の章は今、ここの浜で顧みながら。文学的体験は、確実に刻まれた。

そんな一日が終わった。今日も濃い一日が。場所は屋久島、ただ、それだけのこと。でも、ここだからこそ、いい感触が心に在る。

今18:30。太陽を示していた紅い円はすでに空になく、周りには思い思いに夜をすごす人たち。夕陽を背に、写真を撮って満足して帰路につく人々、「わたしも産卵したい!」と大声で浜に駆け下りる女性、「2004.9.8 屋久島」と砂に書き記した女性。

それぞれの9/8がこうしてすぎてゆく。今日という日は、今日である。これはこれで、それはそれで、僕は僕で、この夜を味わう。



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最後の食事は、麦生の創作イタリアンose。豚肉と野菜のソテーのデキグラスソース、イタリア風チャーハン、どちらも笑みがこぼれる。これは、美味しい!チャキチャキとフォークが進む。居心地のよさを与えてくれた素敵なサービスのおかげで、屋久島最後の晩餐は幸せイッパイ。平内までの帰り道に、暗がるよるにひときわ煌々と輝く麦生市民球場(仮称)を発見。そのスポーツは、なんと大の大人によるソフトボール。聞いてみると、町内対抗のリーグ戦が開幕したばかりで、暗い島を照らすまばゆい照明の下に、野次を飛ばす子供から老人まで、島の生活の意外な一面を見る。子供たちの投球モーションも、振りかぶらずに下投げ。試合は見ていて気持ちいい、乱打線。後ろの公民館では、なにやら舞踏の練習。

楽しみの平内は、小潮と言いつつやはり満ちていた。海水でうめられた温泉は、風邪を引きそうだったので長居はせず、満天の星を見上げながら、宿に戻り就寝。

9/7 屋久島六日目 - 千尋の滝~大川の滝、屋久島Tシャツで

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9時起床、寝ている間に台風は過ぎていた。まだ、フェリーや飛行機は止まっていて、空港の方では、延泊組みの殺伐とした雰囲気のうわさを耳にする。僕は果たして、スケジュールどおり無事に帰れるのだろうか。テレビを見ると、観測史上最大の風、北海道に上陸の危機などし、アナウンサーが大変、大変を繰り返している。屋久島の当人たちは、思っていたよりは、と安堵。午前中、田口ランディ氏の『いつか森で会う日まで』を買う。写真家・山下大明とのコラボレーションが美しい本だ。その後、山下さんは実はサブローさんと同じバンドを組んでいることを知る。屋久島のある気持ちよい一面が、晴耕雨読に凝縮している。

風もやみ、午後からおまつ、おめぐと合流。勢いで、屋久島グリーンホテルオリジナルの「屋久島 nature kingdom Tシャツ」を6人おそろいで買い、すぐさまお手洗いで着替える。揃いに揃ったわれら屋久島軍団に、熱い視線が浴びせられているのがわかる。

水量の増した千尋の轟く滝は、圧巻のひとこと。その後、大川の滝まで足を伸ばす。一人旅できたはずなのに、この旅で初の団体行動が純粋に楽しい。仲間の情報で、flowersという屋久島の木々をかわいいプロダクトに加工する工房でさまざま、ささやかで大切でお土産を買う。



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その後、混雑の尾の間温泉につかり、久々に晴れ間が見えたので、片方の道の果て、永田のいなか浜へ夕焼けのチルアウト。台風の去った空に、紅い色が映える。



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最後の晴耕雨読の夜、おとついまで泊まっていたイシザワさんも晴耕雨読へ。台風の影響で島内に野菜はほとんどなく、今日の献立は、カレーうどんとスパゲッティ。三岳を片手に、指のゲーム、折り紙、軽い話、深い話、出会ったばかりなのに、クラスメートと修学旅行に来たような、やさしく楽しい時を過ごす。みんなで屋久Tで記念写真。

宿での呼び名は、「秋田美人」で、「妄想」するキャラだった。動きが多く、挙動不審とはよく言われるが、すべての想いが妄想にすぎないと言われてる気がして、最初は実はむかついていた。それでも妄想ってクリエイティブだよね、とか、こうやって夢を語れる自分って幸せだなぁ、と日につれて思えてくる。なんだろう、ひとつ強くなったと言うか。。確かに名残惜しさや寂しさを感じ、出逢いの感謝の意を雑記に記す。山尾三省氏の『聖老人』の初版を大切に読みながら、そのまま最後の就寝。

9/6 屋久島五日目 - 芙蓉寺~晴耕雨読

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朝8時起床。台風も近づき山の予定はすべて延期。芙蓉寺にお金とおみやげの三岳を届けようと、白川に強い憧れを持つヒトミさんを連れ、強風の中再び芙蓉寺へ。やや水量の増した「渡来」へはスリリングな川渡り。道林さんにお土産を渡し、薪で湯を沸かしてコーヒーを頂く。僕もそうだが、屋久島への思い入れは人それぞれなれど、大きなターニングポイントで屋久島に呼ばれる人が多いようだ。そんな多感な頃合に、三人でも禅問答。ヒトミさんは涙を流していた。よく考えると、えらそうなことを言っている自分は、どんな器だというのか、もう一度考え直し、反省する。まだまだ、修行が足りない。

ビショヌレで一路宮之浦へ、港は荒らぶる強風。サブローさんも我が家に台風対策を講じている。午後には町中のお店が閉まりだす。ぎりぎりでカップラーメンとフライドチキンのジャンクフードを買い、晴耕雨読で雨のなか読書。『笑太郎と踊り念仏』という絵本の挿絵に見入る。サブローさんに聞くと、山尾三省氏の亡くなった奥さまが書いた絵本という。さらに奥さまの写真は、サブローさんのバンドのライブで、幸せそうにはだしで踊る姿なのだった。縁のある絵本のメッセージは、「念仏は踊って、体で楽しんでこそ、幸せになる」と言う。メタモルフォーゼの感覚がまだ残る肉体に、踊りの神髄が同期して感慨深い。

お昼寝をしてると、誰かが僕の部屋をたたいている。恐る恐る戸を開けると、前日まで泊まっていたおめぐとおまつコンビそこに。今日泊まる宿が虫が出たり、あまりにも不衛生で、居てもたっても居られず、ヒッチハイクで晴耕雨読に戻ってきたという。テンションの高さに、本気度が伺える。話を聞き、今日は我慢し、明日は晴耕雨読においでとまとまり、安房までトッポで送ってゆく。その宿は、無駄にデコラティブな部屋で、通りからの風が直撃する、台風の夜には心細い部屋。電線からは火花が飛び散り、これは心配だ。。二人はそれでもヒッチ体験が出来てよかったと、はしゃいでいた。なんとも気持ちいい。

少しお昼寝をして、今日は夕食の準備。僕は「米なすと島豆腐の精進味噌煮込み」を。つまりは住職の精進料理を、なすに見よう見まねでアレンジしたもの。大きな米ナスと豆腐を大雑把に切り分け、味噌のみで味を調える。なすや豆腐から出る水分が飛んだら、程よく味のしみこんだ精進料理が完成です。なかなか好評。この日は、さいころステーキと手をこめた焼きおにぎり、コンソメスープ。「三岳」に筆を入れて、名作「五岳」「年岳」を作ったり、子供のように遊ぶ。夜はお酒を飲みすぎて就寝。

9/5 屋久島四日目 - 花之江河~大川の滝~晴耕雨読

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今朝は4:30起床、ヨガや座禅をゆったりとして気づけば6:00。淀川小屋を発つ頃には、天気は雨。山上には風がうねっているも、登山道の木々に守られ登るのは苦にならない。整えられた山道をテンポよく登ること1時間半、急に風が強くなり、視界が開ける。そこが小花之江河と呼ばれる、小さな湿原だ。日本庭園のような、というガイドブックの形容も確かにわかるが、小花之江河のような日本庭園を、逆にわれわれは近所に求めたのではないだろうか。強風雨から身を守る木々がなく、霧と風の白と緑の薄暗い景色の中では、人間はとてもはかない存在に思える。いても発ってもいられず、座して足を組む。

そこから10分ほど進むと、こんな高地に出現した湿原、花之江河である。誰もいない。足場の先に、小さな鳥居が設けられている。それを拝み、風と雨と霧の光景を全身で仰ぐ。あの霧の先に、何があるのだろうか、霊的な気持ちに押されて、またも坐す。何が見えるともなく、自然に歌を歌いだす。そして、食欲のままに、朝食をとり、昨日に続いて放心する。後々、宍戸さんにいろんな話を聞いたが、僕にとっても縁の土地となりそうだ。

天候が悪いので、引き返す。小屋で宮之浦岳に登った人の話を聞くと、山頂は風で立つことすら出来ないほどの強風が吹き荒れているらしい。すれ違った方々の無事を祈る。宿がなく、山小屋に泊まっているという若者としばし談笑し、登山口から高揚としたまま下の世界へ。途中でヤクザルがボンネットに乗り、どうすればいいのかわからず、立ち往生。近くにいてくれた車のフォローのおかげで何とか切り抜ける。サルも野生から、共生へと生き延びているようだ。



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いつもの尾の間温泉で体を清め、お金をおろし、食料を調達。ガソリンが心細いが、赤いランプが点滅してから15キロは走れるという白神での話を思い出し、大川の滝を目指す。台風で島を周回する県道のうち、西部林道が倒木で通れないので、大川が道の果てだ。森から水が飛びあふれるように、大川の滝が見えてくる。近くに車を止め、滝つぼへ駆け寄り、またしても腰を抜かすほどの圧倒的巨大のスケールに立ち尽くす。阿呆みたいに大量な水が流れ落ちる。轟音と細かく砕かれた滴が辺りを包む。滝つぼに近づくと「濡れていること」が当然の感覚になっている。少しビーチに下り、昼飯に先ほど買った筍と蛤のまぜご飯を食べる。台風が近づき潮の高い海をみながら、海の幸と山の幸を頂く。


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そのまま安房まで戻り、ガソリンを満タンに。宮之浦のコインランドリーで、たまりにたまった洗濯物を回す。その間に嵐の前の宮之浦を車でまわる。日曜日で人気も少なく、台風18号の不気味な影を曇り空に重ねる。



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今日の夜は晴耕雨読。偶然にもFinal DropのCDにも写真が載っていた。首にかかったタオルと髭がチャーミングな店主のサブローさんと挨拶をし、部屋でくつろぐ。この宿では、みんなでご飯を作るようで、台風の前の正直に不安な気持ちを癒そうと、いい匂いの漂うキッチンへ。食卓には豚の角煮、チーズオムレツ、八宝菜、味噌汁とご飯で、今日の夕食代は一人200円!うっわ。

みんなで買った三岳を呑み交わす。古い橋に散歩をし、山おろしは吹かず海からの強い風に鼓動が早まる。台風がいよいよ近づいている。すでに今日からフェリーや飛行機に決行が目立ちだす。島には延泊組がたくさんいるようだ。それでもみな、せっかくだからとこの島を楽しむ。

始めましての旅人たちは皆、屋久島に、そしてこの宿晴耕雨読に、特別な思い入れがあり、何度も足を運んでいる人のようだ。まったく知らなかったが、白川はみんなの憧れの地らしい。山尾三省さんという詩人をこのとき初めて知る。山と渓谷社の屋久島ガイドには、「逆光のほうがええ。」と言っていた道林住職の、立派な笑顔も写っていた。その本の表紙に載っていたエコツアーガイドワッシーも晴耕雨読に呑みにきた。サブローさんも宮之浦川への思いを綴っている。名前に惹かれた晴耕雨読という宿は、思っていた以上に自分にとって重要な宿となった。台風への不安もいつのまにか、消えていた。幸せな気分で、就寝。

9/4 屋久島三日目 - 芙蓉寺~淀川小屋

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朝4:00起床。裏手にたまった雨水で、かおを洗う。気持ちを切り替え、体を振り子のように揺らしながら、朝の座禅が始まる。朝の二回目には、足のしびれがピークに達し、見事なまでに肩をたたかれる。その後、座禅のままお経を読み上げ、禅堂をさながら一休さんのように拭き掃除をする。小一時間ほどで掃除を了し、母屋に戻ると住職お手製のおかゆと、庭で採れたヘチマの料理が用意されていた。「もぎたてヘチマと島豆腐の精進味噌煮込み」とでも名づけられそうな、とても家庭的で深い味わい。精進料理とは、単に質素な食事ではなく、精進こめて作った料理ならすべて、精進料理なのだ。

その後、こんな山奥でも通じるインターネット。住職にとって、インターネットは、禅に何を求めているか、世の時勢を掴むための大切なツールなのだ。ITの、すばらしい効用だ。お釣りがないということで、また再来することに。そのときは焼酎「三岳」を持ってくる。

昨晩こんなぶしつけであいまいな質問を投げかけた。「住職にとって禅とは何?」住職はためらうこともなく、「座禅をしていたら、そのまま死んでもいいのう」と答えた。禅は、僕にとって我慢だった。それは、まさしく「修行が足りない」修行そのものだ。屋久島にくるや、この禅的体験ができたことに感謝。

山寺を後にし、裸で遊べるという白川界隈を散策、晴れていたらまた来たい場所だ。この辺りのポストは、一軒一軒手作り。バラエティ豊かで、とても味がある。山尾三省さんが拓いたこの地区の趣きは、屋久島の新しさと深さに呼応している。その後、旅中5日も通うこととなる尾の間温泉に入浴。住民の手による、素朴ですごしやすい温泉。



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風が強い朝、住職にも今日の天気だと山は厳しいぞと突っ込まれるも、麓は気候がよいので、車で行ける登山口まで下見を志す。遠くに望む奥岳は、どうみても霧で霞んでいる。安房からヤクスギランドまで、最初は気持ちよい広々とした道だが、霧で見通しが悪くなる標高1000mを超えた山道はすれ違うのもやっとなくらいに細まる。ふと、広場に出て右手を見ると、不思議な柱の影が目に入ってくる。これが、樹齢3000年といわれる紀元杉だ。散策路に下り、初めて見たヤクスギの姿に、言葉を失い、腰を抜かす。でかい、何だ?これは。木?圧倒的な存在感にため息が出て、そのまま放心していた。

幹をなでる。別れづらくも、別れを告げ、淀川登山口へ。

山のコンディションは、以前の白神と比べれば、そんな悪くない。屋久島初の登山、憧れの山小屋で飲むための缶コーヒーやパンをバックパックに詰め、気合を入れていざ!40分ほどの軽い行程で世界遺産登録地域に入る。そこからさらに5分ほどで、淀川小屋に到着。荷物を持ったまま、霧がかり、風に雫が舞う淀川のせせらぎを見に行く。もはや悪天候でこれ以上上るのは住職の言い伝えどおり辞めて、川辺の岩の上で横たわってチルアウト。そのまま読みかけの『美学への招待』を読むことに。ちょうど「複製の感性的体験」という章にさしかかり、なるほど友達が「魂の・命の・最も美しい流れ」と形容したやさしい緑色に染まった流れの光景に、憧れの観念と直接体験がシンクロして悦にはいる。

屋久島は何もかも桁が違う。ヤクスギの巨木や一枚の巨岩は、歴史がそのまま大きな形となる。一方、ヤクシマと名のつく植物や、ヤクザル、ヤクシカは、厳しい自然を生き抜くために小ぶりになっていった。大にも小にも、歴史がデフォルメされた世界が広がっている。

暗くなり、小屋の中二階でパンとコーヒーを軽く食べ、早めに就寝。

9/3 屋久島二日目 - 芙蓉寺参禅

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朝7:00起床、日記を書き終え、この旅の相棒となるレンタカー、三菱のTOPPOにエンジンをかける。相性抜群、安房から宮之浦、一湊まで、島を周回する国道を走る。気になったら脇道にそれて、一人旅の気ままなドライブ。脇道のその先に、思いを馳せてワクワクする。途中小雨が降るも、屋久島の雨は、何だか暖かく柔らかい。コンビニで、明日の登山に必要な水や食料を購入。

今日は友達が以前修行した禅寺、芙蓉寺へ参禅する予定。そのお寺がある白川に下見に行こうと、プリントアウトした行き方を頼りに、林道に迷い込む。不安になるくらいの山奥に、「渡来」と書かれた、その寺への入り口があった。近くで小さな工事が行われていたが、川の流れはとても清らかだ。




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有名なかぼちゃ屋で屋久島ラーメンを食べながら、港の近くの環境センターでコピーしてもらった資料を見る。奥岳と呼ばれる、島の中央にそびえる1800m級の山々と、地元の信仰についての記述が興味深い。また、環境センターには「屋久島自然情報」と銘うったホワイトボードがあり、それぞれが持ち寄った生の情報をマッピングしてゆくという、インタラクティブな地図まであった。




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宮之浦港は、台風16号の影響で、一階の壁が吹き飛ばされて、木で補修していた。係の人曰く、「こんなすごかったのは、生まれて初よ!」とのこと。今は天も晴れているが、これが嵐の後の静けさだと思うと、気まぐれな自然への脅威を感じる。島の到るところに、大きな爪あとが残っている。




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下見した一湊から再び細い道を登り、白川の美しい白川地区に入る。たまにすれ違う車の人に、「この道は屋久島で一番危険な道だから、気をつけな」と声をかけられる。後に知ったことだが、白川地区は島で唯一の、山あいの集落である。川をまたぎ、さらに獣道をあがったところにある芙蓉寺は、人が住む一番高い場所なのだ。子一時間ほど、屋久島らしからぬ晴れ間の下、誰もいない白川の渓流でまったりする。一人が十分寝られる岩が、ちょうどよく川の真ん中にあり、上半身裸で屋久島初のチルアウト。天気雨もやさしく降りそそぎ、屋久島の神髄に多少触れた気がする。この島は、深い。




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住職の名は道林さん。寺の名は、屋久島に咲く花と、経典の芙蓉道楷大和尚から。住職が15年かけて完成させた木造の趣きある母屋で、まずは本日の晩ご飯、ひやむぎを作る。ゆで汁を沸かすため、薪をナタで割り、薪ストーブに枯れ木を並べて火を起こす。つけ汁は、しいたけだしの利いた住職のお手製。食事の間の住職との禅問答に、どんどん意識が広がってゆくのがわかる。いよいよ座禅の時が近づき、にわかに緊張していた。

6時。さらに奥まったところに、立派な禅道場がそびえる。母屋のカオス的雰囲気のよさとは対極にある、洗練された禅的空間にしびれる。木のいい香りが残っている。

本格的な参禅は初めてなので、さまざまな作法を習いながら、いざ座禅。今日は約45分坐し、15分歩くのを三回繰り返す。一回目では呼吸を整え、2回目で姿勢を正す。3回目ですでにやや集中が途切れる。今日の座禅はこれにて終了。まだまだ修行が足りないことに、ややへこむ。おきて一畳、寝て半畳。坐した畳の上で今日はおやすみなさい。

9/2 屋久島初日 - 移動日

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徹夜で朝を迎える。コンテンツに作業表と、外ブレ登録用紙を提出。家に戻り、Merryの修正を上げ、blogに屋久島への憧れをエントリーするも、BeGoodのトップのデザインが間に合わず。長い夜は荷造りでさらに更けこむ。

飛行機で、初の九州上陸、天気は曇り。初めて目にする九州の山々、森の色はちょっと彩度が高めで、東北とは違った雰囲気を感じる。歴史的な台風16号の影響で、昨日までフェリーは動かなかったらしく、再開初日の今日、フェリー乗り場はとても混雑していて、種子島経由のその船はすでに満席だ。時間が開いたので、まったく予約していなかった宿を段どる。9/2は花皐月、9/3は芙蓉寺に参禅、9/4は縄文杉近くの新高塚小屋泊、9/5~7まで名前に惹かれた晴耕雨読、9/8は平内海中温泉を旅のハイライトにすべく近くのバンガローという宿を抑える。それっぽい計画はたてたわけだが、果たして。

フェリーにて。右手に、夕陽が差し込む。はるか水面に、陽と雲がさまざまな紋様をつくりだす。

夜は民宿『彩海』に一泊、夕食は『花皐月』の飲み屋で。相部屋の方は京都から、急に休みが取れ、ならばと思い立って、とりあえず屋久島へきたそうだ。一緒に呑んだもう二人は、青春18キップで鹿児島まで来たという、名古屋の美大生。そんなツワモノたちと飲み交わしながら、徹夜の疲れもあって、屋久島一日目の夜は早めに就寝。

2004年09月10日
大飯事展 - カドクラさん

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ままごと喫茶を営むカドクラさんは、奥ゆかしさとぴりりとした毒をあわせ持つ不思議な人。Merryプロジェクトの協力者であり、僕の着物ブームに火を注いだのも彼女だ。そんなカドクラさんが、Central East Tokyo 04で、和麻布百様画展という初の個展を開催する。個展といっても、オリジナル倍尺てぬぐい販売したり、僕が着物をゆずって頂いたsoiさんとのコラボや、流しそうめん?月見パーティー?など盛りだくさんなものとなる噂もあり、お彼岸をまたぐ秋分の頃に、素敵な涼風を吹かしてくれるのでしょう。CETに行かれる方は、是非足を運んでみては。クロージングの26日は、多分、月がまん丸です。

SCRAP 04.09.10
[ 中秋の名月 未来館でお月見! - 人類が月に降り立って35年 - ]
春は花見、秋は月見で花鳥風月

今年の中秋の名月は9月28日(火)です。
恒例の「未来館でお月見!」を今年も開催します。
シンボル展示の「ジオコスモス」を月に変身させ、普段は絶対に見ることのできない月の裏側を未来館で体験してみませんか?
また、今年は人類が月に降り立って35年目を迎えました。この節目に有人宇宙飛行に焦点をあてたトークセッションや未来館流のお月見ツアー等のイベントも実施します。
今年も未来館ならではの「お月見」をお楽しみください。

開催期間 : 2004年9月22日(水)~9月27日(月) 10:00~17:00
開催場所 : 日本科学未来館 1階 シンボルゾーン他(3階 サイエンスライブリー、3階、5階 展示ゾーン)
主催 : 日本科学未来館
参加費 : 入館料のみ(大人500円/18才以下200円)
※但し、土曜日は一般・団体とも18才以下は無料


[ CREATIVITY NOW TOKYO CONFERENCE ]
ニッポンのクリエイティビティを総括

DATE = 11/6
PLACE = ラフォーレミュージアム原宿
NOTE = テリー伊藤から会田誠、野田凪から藤原ヒロシ、ペンエーグ監督からシンゴ2など、あらゆるジャンルのトップクリエイター達の生の声が一日で全て聞けてしまうというビッグプロジェクト「クリエイティビティナウ2004」。司会者に宇川直宏氏を迎えて、ラフォーレ原宿で開催が決定!ご期待ください。
MORE INFO = http://www.tokion.com
ADMISSIONS = ?4,800
produce = TOKION MAGAZINE
director = Adam Glickman
others = Moderator(総合司会):宇川直宏


[ sonarsound tokyo 2004 ]
前進しつづける音楽による未来のダンス

so'nar<ソナー>とは、スペイン、バルセロナにて1994年にスタートし、毎年6月半ば、3日間(2004年は6月17-19日)にわたり昼と夜の2部構成で行われるヨーロッパ最大のアドヴァンスド・ミュージック(テクノ、ハウス、ヒップホップ、ポスト・ロック、エクスペリメンタルなどエレクトロニック・ミュージックを中心に前進しつづけるサウンド)とマルチメディア・アートのフェスティヴァル。

昼の部“so'nar by day”ではバルセロナ現代文化センター(CCCB)において、ADVANCEDというキーワードに象徴される新しくかつ多種多様なアプローチに根ざしたアーティスト達によるパフォーマンスやレーベルのショウケース、そしてメディア・アート作品の展示を中心に。夜の部“so'nar by night”では数万人収容可能な3つのスペースで、ゲストDJ/アーティストによるパフォーマンスが行われる。[ソナー2004]3日間の総動員数は85,502人。

そのso'nar<ソナー>の衛星イベントであるsonarsound<ソナーサウンド>が恵比寿ガーデンプレイスの10周年におけるメイン・イベントとして今秋いよいよ本格上陸します。
日時
2004年10月9日(土)
10月10日 (日・祝前日) 開場 / 開演 22:00
開場 / 開演 17:00

会場
恵比寿 ザ・ガーデンホール & ザ・ガーデンルーム 他

出演
国内外全25アーティスト以上 (詳しくは [ARTISTS] へ)

料金
前売り ¥8,000(1日券)/ ¥15,000(2日券)、当日 ¥9,000

一般発売開始: 9月4日(土)

2004年09月02日
Final Drop - 屋久島

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屋久島の音と映像をまとめた、DJ KeNsEi、Kaoru Inoue、明鏡止水らFinall Dropクルーによる『elements』。そこに納められた歴史を語るスギの造形、苔の蒸す森々、巨大な滝の壮大なパースペクティブ、開いた空。雨と海と滝と、雫が満ちる屋久島に、いつからか本能的に惹かれていた。

そして偶然、白神に共に上った友人から、屋久島での3週間ほどの滞在の話を聞いた。雨に濡れた朝霧のWPPDの帰りに、ほうとうやで語った「水」への憧れが、この旅を決定付ける。転職前のこの多感な心持ちのうちに、行くべきところは屋久島しかないと感じた。まるで屋久島に呼ばれている気さえもした。

9/2~9/9まで、東京から屋久島へ。今、台風が近づいている。富士に登るときも、はやる気持ちを察してか、いつも台風を呼び込んでしまう。それは単なる偶然とはいえど、今回の台風もこの島の厳しい自然の光景として、風を雨を、五感で体感できるだろう。また、一人旅も初めての経験。どんなことがおころうとも、この旅から得られそうことは、きっと大きい。

2004年09月01日
recommuni - 参加型音楽配信コミュニティ

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ソーシャルネット”型でDRMフリーの音楽サービス「recommuni」が開始

 レコミュニは、ソーシャルネットワークのしくみを利用した有料音楽配信サービス「recommuni」(レコミュニ)の提供を開始する。

 recommuniは会員が好きな曲をサーバにアップロードし、また、自由にダウンロードすることができるP2P型の有料音楽配信サービス。会員が曲をアップロードするとレコミュニ側が楽曲権利者に対して配信可能かどうかを確認し、許可が取れた時点からダウンロードが可能になる。

(…)

同社では、同サービスについて「既存の音楽配信サービスとは考えが異なるもの」としながらも、権利者の許諾を得られた楽曲を、権利者の望む価格で配信するとしており、「違法性を排除しながらファイル交換の楽しさを実現する」としている。

recommuniのβ版オープンは9月7日正午、正式オープンは10月12日正午が予定されている。

SNSの音楽版、しかもP2P機能付き!という新しい音楽ライフスタイルへの期待感を抱かせるrecommuniが、9/7からβ版で運用開始とのこと。著作権管理のノウハウをビジネスにしているMCJPが関わっているようです。インディーズも含め、音楽シーンにも多大な影響を与えると思いますが、『著作権』という現代のキーワードにこそ、インパクトのある一石を投じることになるのでしょうか。

niftyの携帯版SNS、フレンドリンクなど、ソーシャルネットワーキングというプラットフォームが浸透し、次世代のイノバティブな応用がさまざま模索されてますね。情報が氾濫する時代に、人づてというメディアにどれだけ信用が置かれているのかがわかります。そこの先にある実際の信頼関係をどうやって築いてゆけるのか、様々な切り口がありうる出会いのシチュエーションに、ネットワーク型社会の大きなニーズが見え隠れします。

JOB WEEKLY 08/23 - 08/29

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素敵な夜が続いた8月第5週。

23日、今日から3週間のフリーランスライフ!家で引きこもり作業。兄から電話で、奥さんのおめでたといううれしい報告!心からうれしいです。何だかすんなりと、子供がいる家族という生活スタイルをイメージできるからね。おめでとう!

24日、午後からBeGoodのミーティング、Air Labの浅田さんにメタモのインビテーションを頂く!感謝!!今日はROSSOのヘアスタイリスト内田君主催のイベント『Pitching Wedge』@soft!DJ YOSHでクレジットされてて久々にイベントで回すんだけども、オリンピックで一週流れたNEXTの収録@TOKYO FMで、2時半会場入り。その夜はノーチャージで、述べ100人くらい集まった模様。無事岡崎もVJを全うして困憊していた。僕は4時~明け方まで、イージーリスニングなチルを好き放題に。ドタバタするのも何だなと、2枚のCD-Rにまとめたのはあくまで内緒。朝はジョナサンで打ち上げも気分がよく、また今後も続けばいいなと思った。みなさん、お疲れ様でした!

25日、昼からノルカソルカで打ち合わせ。二・三日顔を負わさないだけでも、意思疎通はしにくくなる。それはやっぱり会ってフォローなんだな。場にいること、あるいは場を作ることが本当に大切だと痛感した。夜は僕と先輩のディレクター、児玉さんの合同送別会、異動でくる人の歓迎会、新しい期のキックオフと、盛りだくさんの宴@縁のFootnik。着物でほろ酔いしながら、ほぼすべてのメンバーと改めて話が出来てうれしかった。頂いたスイミーはこの先も僕に道を照らしてくれるでしょう。ありがとう!ヨン様のモノマネでかくし芸を疲労し、ほんわかとタクシーで帰宅。

26日、夜はヒロ君Beautiful Girlsのフリーライブ!@super-deluxe。(スペシャルサンクス・藤森さん!!)名物そばビールで酔っ払いながら、幸運にも一番前に陣取り、最高に渋いライブに見とれ浸る。すぐ目の前にことさら好きなバンドがいる、、あぁ、恍惚。10月、彼らがさらに伝説を残してくれるはず。何気に久々のヒロ君、モンスーンで最近どうよ?とお話しながら帰宅。

27日、午後からNEXTミーティング、CETウェブのディレクターを務める福田君に協力していただけることになり、プロデューサーに紹介。チーム編成へ着々と。そのままTOKYO CANALのシンポジウムでWEST 8 のお話を。アムステルダムの人気の住宅地ボルネオ島は、経済的にも文化的にも大きな成功を修め他という話を興味深く聞く。アドリアーン曰く「水の存在感、水の魅力は大きく、水こそ商業的な成功においてとても大切だ。」

28日、ほぼ徹夜でedmaゴミ拾いプロジェクト「スカベンジャー」@富士樹海、「フジ☆スカ」へ。バスで揺られ西湖のほとりの森の学校にて昼食。edmaは美術系の学生や、クリエイティブ業界に関わるビジネスマンが本当に多い。樹海は道なき広い道を進む。苔の緑と倒木の異様な形と、森というより密度の薄い空間は、ついその先を見たくなる不思議な魅力がある。僕らは国道沿いから離れずにゴミ拾いをしたが、自殺者が来るのもうなずける気がした。ハイライトは大量のLPを発掘したこと。渋谷のカルチャーとフジ樹海がそこにつながって、温泉を浴び、一路東京へ。

29日、夜はまだまだこれからメタモルフォーゼ@苗場!。渋谷から埼京線、大宮から新幹線で越後湯沢へ21時半到着。ccdさんにもらった泡盛片手に、タクシーで会場に入り、結構肌寒い。フジスカで出会った親分の友達のテントにお邪魔し、まずはHIFANA襲来!アフォ!!その後も渋い歌声とのMIXに鳥肌が立ったFunkstroung、圧巻はthe orbのスペーシーな2時間の極上メロウサウンド。朝の冷え込みに夏の終わりを重ねながら、ゆったりと夢のようなひと時を味わい、眠りの中、残暑の香る東京へ。そのままNEXTの更新作業。

フリーランサー第一週。
家でのまったりモードと仕事モードのスィッチの切り替えに新鮮な戸惑いを覚えた。
来週からは屋久島、そして新しい職場での生活が始まる。
この夏の思い出を、輝かしい明日への糧に、張り切るぞい。