2004年09月12日
9/9 屋久島最終日- 平内海中温泉~春田浜

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そこでしか撮れない写真があるように、
そこでしか書けない文章がある。

それしか言いようのないレトリカルな表現が、
その景色に、唯一リアルな対象としてたどり着ける。

そのとき、旅としての悦びを得る。
日常とはなれた異空間にいる満ちた気持ち、
土産話、刻まれた記憶として、永く名残るものとなる。

そこでしかできない、何か。
自分にとって、いてもたってもいられないほど、
美しいと感じるかけがえのないものに出会ったとき、
そこで何をしたいか、あるいは、何をすべきか、
何を思ったかに、人の個性が自然と表れてくるのではないだろうか。


6:00起床。朝の平内は潮が引いて、温かい温泉が顔を出していた。しばらく隣のおじいちゃんと談笑していると、昨日白谷の川ですれ違ったカップルが、男の子のおじいちゃんと一緒に入浴していた。屋久島は本当に、小さな島だ。接骨院を東京で開きたいという男の子(彼は屋久島に親戚が二十人居るそうだ)と、日本語も流暢なエスパニョーラ。東京の話、ポロンの話、おじいちゃんの戦争の話など、朝のまったりとした時間を共にすごす。東京での再会を約す。

その後、春田浜の物見やぐらでチルアウト。台風16号の影響で立ち入り禁止となった人工海水浴場は、さながら戦に破れた古城の遺跡のよう。そのもの寂しさが、今の気分にちょうどよく、ペイタのパンをほうばり、スムージーを片手に屋久島でのたびを振り返っていると、いつのまにか寝ていた。

コインランドリーを回して、その間にお土産を購入。魚料理にぴったりの粗塩、とびうおの干物、屋久島名物ヤクトロ(とろろ芋)、おまんじゅうを購入。他にも縄文水や、三岳、flowersの木製品など、もりだくさん。これだけ配るとこがあるというのも、幸せなんだろうな。時間が余ったので、5度目の尾の間は、湯船を独占。さ、船の時間が近づいてきた。

Posted by YOSH | TrackBack   


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