2005年01月13日
2005/01/08 香港初日 - 香港国際空港 ~ 尖沙咀

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徹夜で朝を迎える。旅立ちの前日はいつもそう。web creators 3 月号の原稿を書き上げ、友達とかにメールを書くだけでも1時間。旅に出ればPCの前にいることができない強制的なシャットアウト。荷造りをしながらプラグドからアンプラグドへの気分の移り変わるこの感じが、実に旅っぽい。東京から逆向きの成田エクスプレス。携帯電話をレンタルし、保険に入り、一万円分を600HK$に両替して、4年ぶりの海外へいざ参らん。前の会社の同期であり、ノルカソルカのメンバーである、岡崎、石塚、岡崎の彼女さんの4人旅。

香港まで5時間の夜のフライト。窓から見下ろす列島の夜景は山々で途切れ、幹線道路で長くともどこまでもつながる道は、シナプスのよう。寝てないはずなのに眠れないので、テクストを読む。最新号のTOKION、CREATIVITY NOW 2005特集と、セレブなガイドブック『譚夫人の欲深的香港の旅』、そして発売したての『香港アート&カルチャーガイド』。まず、TOKION。実際に見たカンファレンスについて、文字に起こされたテクストで読むと、意外と整理されていて、すんなりと流れが理解できる。だからなのか、「時間の物足りなさ」感や、「一触即発」感が薄らいでいる。やっぱりリアルな体験に勝るテクストはないということか。What's Good Conference でも、確かな臨場感を大切にしたい。

『欲深的香港の旅』は、「更上一層楼」(ワンランク上)な香港の旅を紹介する本。セレブといっても豪華絢爛、無駄使い~なことではなく、世界的なデザイナー、アラン・チャンへのインタビューや、香港返還をめぐる歴史的なテクストなど、読み物としても面白い。そして、今回一番重要な役目を果たした『香港アート&カルチャーガイド』は、まだ見ぬ香港のストリートの妄想を掻き立てる。地図を片手にストリートをなじっていく。大体、4日間の段取りが決まってきたぞ。。ふっと張りが切れて爆睡。




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二十三時無事香港到着。出口で一足先についていた石塚と合流。ホテルのある尖沙咀までは九龍からタクシー。いよいよ着いた重慶大厦(チョンキン・マンション)。。隣はホリデイ・イン、向かいはハイアット、道からはシェラトンや、憧れのホテル、ペニンシュラも見える。振り返って、重慶マンション。南アジア系、アフリカ系外国人が道の前にたむろし、中は客引きでごったかえす。風水的にここだけ「殺」がたまってるのかのような、よどんだ空気に思わずたじろぐ。明らかに何かを感じて手に汗を握っている。振り絞って目的地のDRAGON INN.のあるB棟3階を目指す。23:30、就寝中の主人を起こしてチェックイン。4泊で一人7500円5分限定のシャワー付き。広東訛りの英語がかわいくて、気分もほぐれる。




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ペニンシュラから海岸の公園へと抜ける。今日は土曜日の夜、たくさんのカップルが思い出の瞬間に浸っている。煌びやかに装飾が施された、自転車の集団を発見したり。段差の少ない会談の広場では、若者がお花見の公園のように、座り込んで語り合っている。スケボーをするでもなく、ハンカチ落しで戯れるその横で、ホームレスが寝ている。なんて若々しく、居心地のいい空間だろう。うらやましささえも覚えた。




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インターコンチを取り囲むプロムナードは、スター・アベニューという。いさり火漁船のように、無駄な星の飾りがつけられたり、床にスターの手形が埋め込まれてたり、ベタな映画の殿堂。さらにすぎると、突如グラフィティの描かれた壁に遭遇する。そういえばここまでひとつもみなかったのに、なぜここだけ?『字』という漢字のグラフィティもあった。カッコいいかはおいといて。しばらくすると、ホームレスが冷えてないジュースを売り歩いていた。




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さて、帰ろうかと回り道をしながら、ロイヤル・ガーデン・ホテルという見慣れないホテルにたどり着く。小腹がすいて、脇道に煌々と光る開放的な中華料理屋へ。そこで憧れの揚州炒飯と、オニオンステークを注文。ウマウマ~。感じのいい兄ちゃんに手を振って挨拶し、再び迷いながら何とかチョンキンに舞い戻る。もはや、何の恐れも気概もなく、溶け込んでる自分に気づいた。一階でペットボトルを買い、時計をみると既に四時半。宛てのない気分のいいハングアウトだった。夜が明けて昼間の香港は、果たしてどんな顔を見せてくれるのだろうか。

Posted by YOSH | TrackBack   


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