2005年04月20日
事物のラディカル性 - ジャン・ボードリヤール
ラディカルであることの特性は、何ものかが『現実的』であるかもしれないとか、意味やコンテキストや主体や客体などをもつ何かとみなせるかもしれないなどという考え方に対立している。事物とは、もはやそのようなものではないし、いちばん単純だと思われる事物でさえ、つねに謎めいた側面を持っているが、それが事物のラディカル性というものなのだ。
ジャン・ボードリヤール/ジャン・ヌーヴェル『les objets singuliers-建築と哲学』、p38、鹿島出版会
→急進的/根源的、という両面の意味をもつ「ラディカル」をめぐる、2人のジャンの対談から。ソーシャルネットワーキングなコンテキストの充実をむかえる一方で、改めて意味やコンテキストをこえたところの謎めいた美学が問われてる気がする。ラディカルであるために、キーワードは「セレンディピティ」。 Posted by YOSH | TrackBack   


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