2005年08月12日
多主語の世界 - 杉浦康平
すべてのものに主語があって、森羅万象がむせかえる。むんむんしている状態ですね。一つのものが他のものと重なり合い、無数に重層しあって、互いに網の目のようにリンクしている。その一つ一つに主語があり、輪廻転生があって他のものとうまくやっていける。精神をわかちあうという感覚です。
アジアの本・文字・デザイン』杉浦康平、p29、トランスアート
→欧米の人には全然通じないというアジア的多主語の感性。500年来支配したオレ、オレ主張型西洋思想でひとつの臨界に達したとき、バランスをとるための東洋思想の根底は、森羅万象がむせかえる生態系への自然とエコロジカルな感覚なのかもしれません。その後に続く文章、「一たす一が二にならなくて、五になったりゼロになったりする。」たしてゼロになるって、いいなぁ。 Posted by YOSH | TrackBack   


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