2005年10月18日
目を閉じるということ - 杉浦康平
目を閉じてみる。そうすると、からだの中の闇の広がりは光に満ちた外界ではない、自分一個の内世界なんだ。皮膚一枚で閉じられた自分だけの闇の世界のなかにしばらく身をおいていくと、この闇の世界が無限に拡張され、広がりはじめるという感覚を持つ。(…)人間ができる最も簡単ですばらしいこと。それは、目をつぶり、自らの内部の闇に意識をひそめるということではないか。
d/SIGN、no.11、p44、太田出版
→自分一個の内世界に積み重ねられたもの。スティーブ・ジョブスが「内なる声は知っている」というとき、自らの目をつぶり、光の下で見えるものだけじゃなく、闇の中で確かに感じるその中に、知りたい「それ」は隠されることなくありありと、あり続けるのだろう。 Posted by YOSH | TrackBack   


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