2005年11月29日
アースダイバー - 中沢新一
ぐにゅぐにゅと不定形で、スマートな思考をする部分とぼんやりとした夢を見続けてる部分とが、ひとつに混ざり合って、人間の心をつくっている。泥みたいな材料でできた心を『無意識』と呼ぶことにすると、この『無意識』を歪めたり、抑圧したりするのではないやり方で、人の生きる社会もつくられたほうがいいのではないか。(…)なんだか得体の知れないところを持っている私たちの社会は、まぎれもなくアースダイバー型の特徴を持っている。
アースダイバー』中沢新一、p11、講談社
→「人間の心」という陸地が無意識を抑圧して沈みかけている今、もう一度泥くさいところから心をこねなおすというアースダイバー的パースペクティブ。それは人間らしく心地よい余地を取り戻すための、古くて新しいコミュニケーションなのだろう。 Posted by YOSH | TrackBack   


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