2006年01月05日
カミと出会う場所 - 岩田慶治
カミは一つ、しかもカミは個々の形を離れない。この矛盾はわれわれの日常的な空間の内部では解消しない。しかし、それが自然の割れ目を凝視するときに、文化のなかにぽっかりと開いた余白、物と物との間、それらの空間に入り込む、おのれを捨てて歩みいったときに、自然に解消される。(…)そこにカミが出没し、そこでカミに出会うのである。
『カミの人類学 - 不思議の場所をめぐって』岩田慶治、p267、講談社文庫
→この本の冒頭、「根源的な創造の場」として「不思議の場所」があるとき、万物照応として肯定的に、一が多であり多が一であるような「カミと出会う場所」を感じることで、生きることが生き生きと詩的になるのだろう。 Posted by YOSH | TrackBack   


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