2007年02月14日
「Design Anarchy」(ADBUSTERS)日本語版、出版プロジェクト

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Design Anarchy』は、雑誌「Adbusters」のファウンダーであり「カルチャージャミング」のリーダー的アイコン、カル・ラスンが昨年出版した分厚いビジュアルブック。バンクシーからライアン・マクビネスまで、15年の集大成ともいえるラディカルなアートワークがてんこ盛り。かつデトーナメントなどのマニュアルも相まって、デザインアクティビストのためのバイブルともいえそうな代物です。「まったく新しいデザインは可能だ!」という力強いメッセージに引かれ、以前WebDesigningの連載でも取り上げました。

昨年、原書「Culture Jam」から実に6年を経て、日本語訳『さよなら、消費社会』が出版されましたが、その訳者である加藤あきらさんが音頭を取って、「Design Anarchy」の翻訳もやってしまおう!というムーヴメントが始まりました。桑原茂一さんの「Dictionary」も巻き込んだり、 numabooksの内沼君と僕もささやかながら、コメントさせていただいてます。

これからmixiのAdbustersコミュなどで展開されるとのこと。僕たちもできる限り応援していきたいと思ってます。気になった方は取り急ぎコミュ登録など、是非とも応援よろしくおねがいします!

ヴィジュアル・アナロジー - バーバラ・マリア スタフォード
イメージが我々に差し出すのは翻訳不能、それ以上還元不能のパターンである。これらは人々に、場所に、事物に我々が現在進行形で続けている順応を知覚が細かく調整するところを、多数に記録する。このヒトの連繋能力は個別たると同時にグローバル、特殊たると同時に一般的なものであり、差異と協和の形象(フィギュア)をこもごもうみだすことができる。
ヴィジュアル・アナロジー - つなぐ技術としての人間意識』バーバラ・マリア スタフォード/高山宏(翻訳)、p144、産業図書
→ イメージやビジュアルは近似を感じる感受性を刺激して、人間を繋ぐことができる。「過去のこと、遠いもの、異なるもの」を理解可能にするアートフルなアナロジーとネットワーク的な知は、人々をワクワクさせながら、まだ見ぬデザインをプロジェクト(投企)していくのだろう。
2007年02月06日
Chocolate-Revolution!! - チョコを選べば、世界が変わる

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フェアトレードを推進する「チョコレボ」のウェブサイトのディレクション/デザイン/コーディング/オーサリングを担当しました。

チョコレボリューションは、「チョコを選べば、世界が変わる」というメッセージを掲げて、「フェアトレード」=生産者が安心して暮らしていけるよう、適正な報酬を支払い、長期的に安定した取引を推進するキャンペーンを行っています。ウェブサイトでは、チョコにまつわるビターな現実を知ってもらい、何かを感じたら実際に買ったり、ムーヴメントに参加してもらうための導線を用意しました。「お知らせ」や「次のイベント」などの更新は、 Wordpressのカスタムです。

浅葉克己さんが審査委員となって公募でロゴを決定したり、呼びかけ人も辻真一さんや加藤登紀子さん他そうそうたる顔ぶれ。2007年のバレンタインにあわせて、イオンのご協力でジャスコ品川シーサイド店でブースを設けるなど活動の幅を広げており、cafeglobeなどのウェブメディアや日経新聞をはじめ、女性向けのラジオ番組などでも多く取り上げられています。今年はチョコレボを通じて、フェアトレードが一つの選択肢となった重要な年となりそうです。

応援のほど、どうぞよろしくお願いします!

2007年02月02日
SHIFT 2007年2月号(123号) - YUMEJUYA EXHIBITION

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2月1日アップのSHIFT vol.123に、And A shibuya / umedaで開催中の「YUMEJUYA EXHIBITION」のレポートを執筆しました。

夏目漱石の短編『夢十夜』は、漱石がかつて見た十の夢のはなし。漱石のユニークな粋がつまった知る人ぞ知る名作で、現在映画『ユメ十夜』も公開中です。そちらは、ウルトラマンの実相寺昭雄、FFシリーズの天野喜孝、漫☆画太郎と山口雄大、そして松尾スズキなど豪華監督、キャストが話題を呼んでますが、And Aでも『夢十夜』をモチーフとしたエキシビジョンが開催されています。

こちらも負けじと、ADAPTER(第一夜)、imaitoonz(第二夜)、福井利佐(第四夜)、黒田潔(第六夜)、飯田竜太(第十夜)などなどなんだかトーキョーらしいステキな10組が参加を表明、それぞれのアートによる夢解釈が見ものです!

個人的には漱石の文体とちょっとだけ戯れられた気がして、書いていて楽しかったです。どうぞ、宜しくお願いします!

Web Designing 2007年2月号 - TOYが世界の子供たちを救う

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連載 「DESIGN MAKES THE WORLD MOVE FORWARD」に、フリフリカンパニー×デビルロボッツのプロジェクト「Toy Saves Children」のコラムを執筆しました。

<DESIGN MAKES THE WORLD MOVE FORWARD >
p.134 - Toy Saves Children「TOYが世界の子供たちを救う」

おもちゃの代わりに銃を手に取る子供たち。あるいは、計算や読み書きすら学べない子供たち。フリフリカンパニーが2005年から続けている「Toy Saves Children」は、子供たちの大好きなおもちゃで、子供たちを救いたい!という思いからスタートしたプロジェクト。今回は、RinzenTokidokiUglydollなど注目のドローイングアーティストたちが多く参加、豊かに彩られたトイが出揃いました。今後オークションに出品され、利益はすべてセーブザチルドレンに寄付されます。

おもちゃというモチーフがポジティブなアイコンとなって、世界にメッセージがじわじわ広がっていく。フリフリの程さんは「デザイナーには思いを伝える責任がある」とインタビューで答えてくれましたが、どんな枠組みで、誰に届くように伝えていくのか、その設計をしっかりつくることも広義のデザイナーが大きく貢献できるところなんだろうなと強く思いました。

どうぞ、よろしくおねがいします!