2007年07月29日
EAT TOKYO

Image046.jpg Image045.jpg
EAT TOKYOをFLICK!
アイデアレーベルnumabooksとフードデザインユニットPRECOOKがプロデュースする、新たなシェアオフィスの可能性がキッチン×ワークプレイス「EAT TOKYO」。10月から本格稼動で、見学会を兼ねたパーティを開催中です。

モニタリングも兼ねた美味しいフリーフードといろいろフリードリンク付、先日はggの小山さんやALL RIGHTS GRAPHICSの高田さんも集って、「伝説のきのこの炊き込みご飯」、岩手の山菜の煮付け、自家製へぎそばを堪能しました。満悦!

2007年07月27日
Feecle - ケータイでトークの内容をメモ

feecle.jpg
先日の「ケータイでメディアスキャン」に続いて、今回はトークイベントでのメモをどうデジタル化するのか考えてみます。イベントレビューの仕事も多いので、MOLESKINなどでメモをまとめる方法(いわゆるコーネル大学式みたいな)は何となくあるのですが、それをアップするのに、まだこれだ!というスタイルを正直なところ確立できていません。

PCでメモをとる方もいらっしゃいますが、毎度PCが開ける場所とは限らない。ならばケータイかな?ということで、先日開催されたウェブギークスの集まり「Web標準の日々」で、ミニブログFeecleでのメモ試してみました。


Feecleもまたstaaaaar同様、Twitterのクローンサービスであるミニブログ。検索は出来ないのですが、非公開を選べるのとレスポンスがいいので、最初はひとりブレストに使ってました。ひとりブレストなんてGoogle DocsとかMindMapに書けばいいじゃん!ってのもあるけど、そこへの一歩手前の情報整理として、出てくるままに一行一行ポチっと投稿して区切っていく方が、何だかリズミカルでしっくりきたのです。

というわけで、「Web標準の日々」でスライドごととかにメモってく。ここに残すことが目的ではなく、あくまでメモなので、流れが分かるように印象的な言葉をまとめていきます。これって親指インターフェースの訓練になりますね、笑。だからといってノートにメモをとらないわけではなく、絵で理解したほうがいい場合は図を描いたりしました。Feecleの結果はこんな感じです。

今さらながら振り返ると、その会場でずっとケータイをピコピコするのって、ちょっとマナーが悪い感じもしました。自分がその動作に不慣れなので追われてくるし、目線が下がってしまうのでブラインド親指タッチ並のスキルが必要となりそうです。ただメリットとしては、ネット環境がなくてもその場でできること、PCのキーボード音をカタカタたてるよりも静かっていうこと、会場に来てない人がタイムリーに更新されるFeecleを楽しみにみてくれていたこと、とかでしょうか。

あと、今回は録音OKのセッションもあったので、普段仕事で使うボイスレコーダーではなくケータイから録音してみようとも思ったのですが、僕のケータイ(912SH)の場合、録音機能とブラウザ機能が一緒にできないのも気づいた難点でした。


結果、今後の教訓としては、

・紙メモは必須にしよう(やはり同じノートのメモが、横断的に他の取材やセミナーで役立つから)
・録音OKな場合は「ケータイで録音」しておく
・データとして残すべきキーワードをわかりやすく明示
・イベント終了後、ケータイからFeecleなどにアップ(PCが使える環境ならPCから)

ってところでしょうか。本当は効率的に、あとは同時性を持ちながらアップできたらいいんですが、もうちょっといろいろ試してみようと思います。


あとは「インタビュー」、「ミーティングの議事録」をどう効率的にデジタル化するか、引き続き検討中です。私はこうやってる!ってのがあったらぜひ!

2007年07月26日
本物の中の本物を発掘する - 青山二郎
ひと口に本物といっても当てにはならない。本物の中にもほんとうの本物と贋の本物、- 見かけだけのもの、との区別があるからだ。(…)銘柄にとらわれず、外観に惑わされず、本物の中の本物を発掘するのが青山二郎が志したことである。『創造』といったのはその意味で、一日悟得すれば万事に通ずる眼を持つことであったから、命を賭けることも辞さなかったに違いない。
いまなぜ青山二郎なのか』白洲正子、p13、新潮文庫
→世田谷美術館でも『青山二郎の眼』が開催中。いまなぜ青山二郎なのかといえば、「天才的な審美眼」を持ち、「フツウの常識人」でありながら、「一兎を追う方が容易であるから二兎を追え」といい、「精神は認めたが、『精神的』なものは認めず」、「意味も、精神も、すべて形に現れる、現れなければそんなものは空な言葉にすぎない」と信じていたもろもろすべての態度が、アンビエントな時代の気分にピッタリだからだろう。
2007年07月25日
5つ星ミニブログ「staaaaar」 - ケータイでメディアスキャン

staaaaar.jpg
staaaaarは、ブックコーディネーター/アイデアプランナーの内沼くん(numabooks)が最近はじめた、Twitter的クローンサービス。コピーは「タイケンをタンタンと」、すべての投稿を★~★★★★★までランク付けできるので、おいしかったお店とか素晴らしかったイベントを、あとから★付けでソートできる。もちろんタグも付けられるし、feecle同様非公開も選択できるので、いろいろ用途は幅広そうな予感です。


いまのところ、僕のstaaaaarの使い道は、日経産業新聞とか月刊アスキーとか、日ごろ読んでるオフラインの興味深い記事や価値のある数値データを、メモ代わりにケータイでアップすること。

Sense Worldwideのようなデザインコンサルタンシーでは、ネットでのリサーチを「デスクリサーチ」、雑誌やテレビなどのリサーチを「メディアスキャニング」と呼びわけるようですが、納期とスペースが非制限のメディアと制限のあるメディア、両方のオペレーションや編集方針が違うので、言うまでもないですがそれぞれのメリットを改めて感じてます。

なので、RSSリーダーを読んで面白い記事があったらソーシャルブックマークのブックマークレットを押すように、雑誌や新聞をみて面白かった場合、どうやって残せばいいだろうと、その効率的なやり方を考えていました。(付箋はっても後から見ないし、どうもスクラップも癖にならず。。)


実際やってみると、電車内でも片手でできますし、カフェとかでPC開かないですむし、ラクチンな習慣として根付きそうです。どの記事だったっけと、思い出せない悔しさが減っていく!結局ほとんどのことはネットにのっているのだから、その記事にたどり着けるキーワードが残ればいいや、と割り切ってやってます。

「月刊アスキー」「日経産業新聞」を中心に、僕のはここからみれますが、後藤繁雄さんが前にスーパースクールで、大学生たちに色んな雑誌の目に付いた記事をスクラップさせているって話をしてたような気がしますが、みんなが『BRUTUS』『暮らしの手帖』『現代思想』『山と渓谷』とか、それぞれ少しずつ出し合って、オフラインにあるデータをどんどんデジタルにしていけるといいなと思ったり。(もちろん著作権の範囲内で)


ちなみにこのサービス、コンセプトは「日曜大工でサービス構築」だそうで、内沼くんとエンジニアのふたりでDIYでつくってるそうです。スケーラビリティを求めたら酷かもしれないけど、こうして便利サービスが実際できちゃうところ、本当に今っぽいし尊敬です。(ますます内沼くんが何者なのか、謎になりますね。)


「タイケンをタンタンと。誰でもつづく5つ星ミニブログ・ライフログ」
http://staaaaar.jp

2007年07月24日
箱根・千条の滝

Image032.jpg Image0341.jpg
箱根・千条の滝をFLICK!
登山鉄道、小涌谷駅から徒歩10分くらい、集落をぬけたところ浅間山への登山口にある千条の滝。蛇骨川のせせらぎと清流の滴りのたおやかな音!久々になんだか戻ってきた感じがしました。

2007年07月23日
アンビエント・ファインダビリティ - ピーター・モービル
無意識のうちに絶え間なく感覚を通過していくすべての情報が、人間の記憶や信念、予測、決断、行動を形づくる。人間には生まれつき本能が備わっているが、直感に関しては、一生かけて学習し続けることになる。情報は文字通り、大きな違いを生み出すデータなのである。そして実際に、人間の精神を変化させる。
アンビエント・ファインダビリティ』ピーター・モービル、p221、オライリー
→人間はあらゆるアンビエントな情報を五感で感じ、決断して行動を重ねていく。「何を見つけるかによって、何をするかが左右される」くらい、情報に基づく意思決定がサバイバル条件になってくるとき、天候、気の流れ、ひょんなやりとり、もろもろに何かを察するゆとりをもつことも大切なのだろう。
2007年07月20日
未発見のフロンティア - 原研哉
私たちの感覚の中には、いまだに発見されていない大陸のようなものが眠っているのではないかと私は思います。未発見のフロンティアが私たちの感覚の世界地図の中にあって、そこを発見していく作業がまだ残っているのではないか。未発の「感じる領域」を発掘するように探し当ててゆく。(…)テクノロジーはそういう感覚の上にも開花できるのではないか。小さな感覚上の発見が、人の生活に巨大な覚醒をもたらすのです。
デザイン言語2.0』p115、慶応大学出版会
→まだ見ぬインタラクションは人々を熱狂させ、いつかデザインパターンとして“なじみ”のものとなっていく。フロンティアとしての未発の「感じる領域」は、テクノロジーとデザインをつなぐ明確な目標として、地平を開いているのだろう。
2007年07月19日
A Writer - M.B.ゴフスタイン
作家は ソファに座って 考えをあたためている、
やがて 紙に 言葉をおき、
それを切り、 刈りこみ、 設計し、 形をととのえる。

彼女は庭師、 だが土地も、 そこにどんな種子が 根を下ろすかも さだかではない。
花々と、雑草と、 1本のやせた木を 育ててきた。

いま彼女は さまざまな色のパンジーを 夢見る。
1日の初めての光に 彼女は見る 小さな双葉が 芽吹いたのを。

兎がそれを食べたとしても 怒らない。 もっと生えてくると 知っているから、
作家は いつも学び、みつめ、 耳をかたむけるものだから。

いろんな思いが 心にひろがる、 
どんな気持ちの波立ちも 気分の変化ものりこえて、
彼女はそれを大切にしてゆく。

彼女はたくさんの作家の 一人にすぎない、
一人机にむかい、 自分の本が いつか
人々の心の種子となって 蒔かれることを願っている。
作家』M.B. ゴフスタイン、G.C.Press
→旅から帰って、立ち寄った気流舎でサワがふと買っていたゴフスタインの古絵本(翻訳:谷川俊太郎)の言葉が心打つ。書く存在としての喜びをまばゆく感じながら、紙に言葉をおいてゆこう。
2007年07月18日
After GAFFLING TOKYO

aftergafflingtokyo.gif
このブログを始めたのが2003年11月、新卒で入った会社にいた頃だ。その当時のホームページにはCMSが組み込まれてなくて、FTPでちょっとだけ日記を更新する程度。まだ雑誌で執筆したこともなかったから文章を書くのも探り探りで、でもBLDGがBLOGにみえるくらいに見事にはまっていき、何かが一気に開けた感じがした。実際ブログのコンテンツが一人歩きして、知らなかった出会うべき人と出会う機会が増えた。それは今の仕事にすべてつながっているし、今なおさらに広がっている。

その時の感想、「好奇心旺盛になって、情報を言語化するためにうまく汲み取ろうとする姿勢が養える感じ。」に今付け足すなら、「情報をデータベース化し、アナロジカルにつなげていく姿勢」が養えたのかもしれない。何気ないことを残す作業は、自然と思い出を残したいトーンで保存することであり、同時に記憶を呼び覚ます過去の自分との対話でもある。だから僕は、自分を失いそうなときに、今までのエントリーを読みふけるのだ。最初のエントリーから、ちっとも変わってない部分と、ちょっぴり大人になった部分と。

あの頃に比べれば、ブログの更新も滞りがちになった。なんだか自分の仕事を紹介するものが多くなった。前よりずっともっとインプットしているはずなのに、アウトプットのループまで至らない。冷静にいま振り返るなら、ソーシャルネットワーキング、ソーシャルメディア、ソーシャルイシュー、ソーシャルクリエイティブ、、あらゆるソーシャルの文脈で、あまりに自分のプライベートがない、ソーシャルな存在になりすぎたんだと思う。そのはけ口としてブラッビングなつぶやきを求め、GAFFLING TOKYOでは何をコンテンツにしていいかすら、わからなくなっていた。

そして4ヵ月を経てWitがオープン、改めて自分のブログを整理する時機がきた。このエントリーがきっと、ここ数週間もやもやしていた自分を、ちょっと前に進めるきっかけになると感じている。


と、長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。このGAFFLING TOKYOは、もうちょっとプライベートなブログにしていこうと(今は)思ってます。カテゴリBUFF [社会をキレイに] (ソーシャルクリエイティブな事例を紹介)、HIT [何か気になるモノ、コト](気になるアイデアのクリップ) は、今後Witの方でアップしていきます。

こちらでは、新しくLIFE RACK[ガフリング・ライフハック]を追加、そちらでは記憶力がないことを受け止め、日々のアイデアをなんとか逃すまいと、「新聞でみた気になる記事をどうクリップするのか」とか、いろいろ試してゆこうと思ってます。他にはFLICKS [日常のトレース] (日々の出来事の写真の蓄積)、GRAF [ふりかえる仕事日誌] (大切な週次レビュー)、LANDMARK [憧れの場所] (旅の記憶)、LETTER [啓蒙する名言] (本からもらった一生モノの言葉)、PIECE BOOK [イベントスクラップ] (行けなくてもいいけど、心惹かれたイベント)、POSSE [尊敬する仲間] (共感する人々を客観的に描写)、WACK [馬鹿げたどーでもいいこと] (本当はどうでもよくないこと)といったカテゴリで、今までどおり続けていこうと思います。

結局ブログやメルマガを続けることが=アウトプットするのが自分らしさなのだと思う。そしてそのためにしっかりと時間をつくること。やっぱなんだかすっきりしました。拙い内容で恐縮ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2007年07月09日
Whynotnotice inc. 営業再開します/新プロジェクト"Wit"ローンチ

490444710_80.jpg
みなさま、大変ご無沙汰してます。Whynotnotice inc.の兼松です。4ヵ月ぶりのブログ更新となりました。実はこの間、えいやと仕事をほとんど休んで、サンフランシスコ→ロンドン→秋田と旅に出ていました。今は東京に戻って、今月から仕事を再開したところです。

関わりのあった皆さまには、いろいろご迷惑やご心配をおかけしたこと、ここで改めてお詫びします。そして、あたたかい言葉とともに戻ってくるまで待っていただいたこと、本当に感謝です。

おかげさまで家も片付き、今は頭の中の違和感をすっきり整理できました。そんな折に、自分にとって本当に意味のある仕事に恵まれて、新しいことを知り、自分の世界を掘り下げ、以前と同様にアウトプットしていく意欲でいっぱいです。

まだまだカンペキに本調子ではないですし、以前の鬼のような働きっぷりにはきっと戻れないのですが、前よりはもうちょっとサステナブルに、「デザインの足りないところにデザインを」、できることから取り組んでいこうと思ってます。

今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。


※また、新しいプロジェクト「Wit」が、七夕の夜にローンチしました。「デザイナーの社会学」をテーマとしたソーシャルリサーチです。まず旅で出会ったデザイナーたちのインタビューなどをアップしましたが、これからも夫婦ふたりのライフワークとして、続けてゆきたいと思ってます。稚拙ながら、ぜひご覧いただければ幸いです。

+ Wit _ design & philosophy
http://www.whynotnotice.com/wit

+ about Wit
http://www.whynotnotice.com/wit/2007/04/about.php