2007年07月19日
A Writer - M.B.ゴフスタイン
作家は ソファに座って 考えをあたためている、
やがて 紙に 言葉をおき、
それを切り、 刈りこみ、 設計し、 形をととのえる。

彼女は庭師、 だが土地も、 そこにどんな種子が 根を下ろすかも さだかではない。
花々と、雑草と、 1本のやせた木を 育ててきた。

いま彼女は さまざまな色のパンジーを 夢見る。
1日の初めての光に 彼女は見る 小さな双葉が 芽吹いたのを。

兎がそれを食べたとしても 怒らない。 もっと生えてくると 知っているから、
作家は いつも学び、みつめ、 耳をかたむけるものだから。

いろんな思いが 心にひろがる、 
どんな気持ちの波立ちも 気分の変化ものりこえて、
彼女はそれを大切にしてゆく。

彼女はたくさんの作家の 一人にすぎない、
一人机にむかい、 自分の本が いつか
人々の心の種子となって 蒔かれることを願っている。
作家』M.B. ゴフスタイン、G.C.Press
→旅から帰って、立ち寄った気流舎でサワがふと買っていたゴフスタインの古絵本(翻訳:谷川俊太郎)の言葉が心打つ。書く存在としての喜びをまばゆく感じながら、紙に言葉をおいてゆこう。 Posted by YOSH | TrackBack   


「LETTER [啓蒙する名言] 」 の他のエントリーもどうぞ!



↑ページの先頭へ