2007年12月20日
SHIFT - フェリカ・ファン・デル・リースト&APMT3

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久しぶりにSHIFTに原稿を執筆しました。CBCnetが主宰するカンファレンスAPMT3のレポートと、gallery deux poissonsで開催されたフェリカ・ファン・デル・リースト展「Animalia」の二本立てです。(前回はフォトグラファーズギャラリーでのヨアヒム・シュミット展以来だから半年振かあ、入稿したの実家でのGWだったな、しみじみ)

APMT3はデザインニュースサイトCBCnetが続けているデザインアートカンファレンス。"知ってる知ってる"なアーティストが実際目の前にいて、身振り手振りから直に感じられることは本当に大きいと思います。高揚とした気分のまま、デザイン談義ができるのもカンファレンスならではですし、ぜひ来年も楽しみですね。

フェリカ・ファン・デル・リーストさんは、動物と彫金とニットを自在に操る、気鋭のオランダ人ジュエリー・アーティストです。 DesignTide期間中にdeux poissonsで見て一目ぼれ。「これは文章を書きたい!」と言葉が自然と溢れ出る感じが久々で、どこかで冷めていた好奇心を一気に呼び起こしてくれました。そういう意味でも自分にとって大きな展示でしたね。当たり前だけどやっぱり面白いことがたくさんある。それをこうやって何とか伝えていく仕事を、楽しみながら続けていきたいと思います。

お時間のあるときに、ご一読いただければ幸いです!

2007年12月10日
デザインエスノグラフィ - デザイン思考のためのジャーナリズム

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2008年、いよいよ日本でのデザインエスノグラフィ元年に?1月29日のソフトウェアジャパン2008 ITフォーラムセッションで「ビジネス・エスノグラフィ入門」という講演が開催、ビジネスエスノグラフィの国際会議EPICの報告会などが行われるようです。(詳しくはこちら

デザインエスノグラフィは、『発想する会社』でおなじみのIDEOなどが採用する仮説構築型のリサーチ手法。エスノグラフィは元々、文化人類学的なフィールドワークのアウトプットである「民族誌」の意味だけど、近頃はビジネスにおけるデザインシンキング(デザイン思考)の文脈で注目されてます。(し、僕もすごく気になってる)

あるターゲットに絞って短期的にフィールドワークを行い、集めたインサイトから仮説をたてて検証していく。そのプロセスは、多様に入り組んだ現代社会において、複雑かつ同時多発的なニーズを解読する重要なツールとなるはず。それは、おそらくマスプロダクションとは違うベクトルの上にあって、インタラクティブな21世紀的社会インフラを形づくるひとつの礎なんだろうなあ、とおっきく期待してます。

僕も今までデザインエスノグラフィのサンプルとして、Red Associates(デンマーク)やSense Worldwide(イギリス)、佐々木千穂さん(元IDEO JAPAN)のインフィールドデザインなどからリサーチを受けましたが、あるメーカーが"LOVE"をテーマに新しいコンピュータを開発していたり、とても刺激的な経験でした。(先日は家庭用ロボットがウチに来た!)

なんというか自分が書き手としてデザイン開発に関わることって、ありたい立場だなと思ってたりするので、ぜひ勉強しにいこうと思います!来年のEPICはデンマークで開催とか。これはいくしかないなあ!

【SCRAP】1/29 - ソフトウェアジャパン2008「ビジネス・エスノグラフィ入門」
[ ソフトウェアジャパン2008「ビジネス・エスノグラフィ入門※いよいよ日本でのデザインエスノグラフィ元年?

セッション概要

従来の仮説検証型のユーザ調査に限界を感じ,エスノグラフィに代表される仮説構築型の調査技法に注目を始めている.しかし,これまでのエスノグラフィは,長期間にわたるフィールドワークと解釈の繰り返しによって成立し,また,プロセスの標準化が進んでいないことなどから,時間や人材に限りのあるビジネスのフロントラインでは導入しづらいという問題があった.

そこで,本セッションでは,エスノグラフィの本質を生かしつつ,企業のビジネスプロセスに則った調査技法を紹介する.「ビジネス・エスノグラフィ」と呼ばれるこれらのテクニックは,講演者らによって開発・体系化が進められているものだが,同様の流れは,米国で2005年に開始された, EPIC(Ethnographic Praxis in Industry Conference)という国際会議の存在にも見て取ることができる.

本セッションでは,合わせて,2007年10月に開催されたEPIC2007における主要な話題をまとめて紹介する.

司会 矢島 彩子 (富士通(株)生産革新本部 ソーシャルサイエンスセンター)


講演(1) 13:15-14:05
「ビジネス・エスノグラフィ入門-技法と実践」

講演概要ここ数年,米国で話題になっている,デザイン思考によるイノベーションとは何だろうか.本講演では,上記トピックの根幹を成すエスノグラフィ手法,すなわちフィールドワークとその結果解釈に基づくストーリー生成のプロセスについて,米・IDEO社などのケースを交えながら概略を紹介する.

また,当該プロセスを国内企業の意思決定に資する際に欠かせないノウハウについても,講演者の経験を踏まえた解説を行う.上記のようなビジネスにおけるエスノグラフィの活用を,講演者らは「ビジネス・エスノグラフィ」と称して,特に国内企業での適用を考慮した緩やかな体系化を進めている.ビジネス・エスノグラフィがこれまでの市場調査技法と大きく異なるのは,「仮説を構築する」ことを目的とする点である.そこで,本講演では,仮説構築に不可欠な概念,運用メソッドの理解を特に重視した内容を企画している.

田村 大 ((株)博報堂 研究開発局 上席研究員/マーケティングセンター フォーサイト部 リサーチディレクター)


講演(2) 14:15-15:15
「ビジネス・エスノグラフィ-米国最新事情 -EPIC2007報告-」

エスノグラフィの産業界での実践を扱う国際学会であるEPICでは,学者だけでなく,企業で働くデザイナー、マーケティング担当者,広告クリエイティブ担当等が参加して,エスノグラフィの応用事例や調査手法について,現在から将来の動向までが包括的に論議された.エスノグラフィの産業界への応用は,これまで米国を中心に発達してきたが,日本においてもサービス・商品開発や組織編成におけるイノベーションにつながる新しい手法として展開できる可能性がある.

本講演では,EPIC2007で発表された最新事例の紹介を中心に,エスノグラフィの日本における展開の可能性や課題について考察する.また, 「仮説検証型」の量的アプローチとは異なり,「課題発見」に適した質的アプローチであるエスノグラフィの様々なビジネス領域での実践事例を俯瞰しつつ,実践する側からその意義や課題ついて問題提起したい.

新井田 統 ((株)KDDI研究所 特別研究員)
久保隅 綾 (コニカミノルタテクノロジーセンター(株)イメージング文化研究所 研究員)

2007年12月07日
ubushina @ t.c.k.wオフィス

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デザインディレクター立川裕大さんのオフィスで、ubushinaのサンプルをFLICK!
CLASKAの立ち上げやイデアインターナショナルの"YUEN'TO"のディレクションを担当している立川さん。

ふとしたお誘いでオフィスを訪ねと、巧みな技術を持つ職人とデザイナーをマッチングし、技そのものを広くマーケットに流通させようというプロジェクト"ubushina"のためのサンプルがズラリ!漆から寄木、竹細工など日本中のいい仕事に、心ときめきました。ホテルの内装やオーダーメイド家具などに、さりげなく技術の粋を織り交ぜていくディレクションは流石です。

あるプロジェクトのご相談ということで、立川さんとは初めてじっくりお話させていただきましたが、前向きでパッションのあふれる方!サステナビリティや災害時のことなど「やらなきゃいけない提案」ってたくさんあるよね、ということで盛り上がりました。関わる人たちがハッピーで、生活をカイゼンしていくモノであることは前提で、いよいよしっかり思想性を持って社会と関わるデザインを考える時期。ストーリーのあるモノづくり、あるいはいっそつくらないという提案も含めて、せっかくのご縁、じっくりしっかり考えてみようと思います。

いいものとは何か - スピノザ
わたしたちの活動力能を増大させるもの、促進するものがいいもの、それを減少させるもの、阻害するものがわるいものになる。(…)私たちの変様能力(触発に応じる力)をより多くのものごとへとひらくものであるから、「身体がいっそう多くの仕方で触発され変様することができるよう仕向けるもの」、あるいはその身体特有の運動と静止の構成関係を保持させるものが、いいものということになる。
スピノザ - 実践の哲学』ジル・ドゥルーズ、p74、平凡社
→セレンディピティかインスピレーションか、そもそもにして人間は触発される動物である。突き上げられる感動、考えさせる思考を育むものこそ、<いい>ものであり、エチカルであってほしい。

※ただし、ドゥルーズがスピノザの善悪の捉え方の独自性として考えているのは、変動する活動力能を全体化はできず、「<悪>も<善>も意味を持たない」という、中世当時のテーゼに鋭くヒビを入れたこと。僕たちの身体を受け入れる器自体は、あくまで相対的なのだ。

2007年12月05日
Compostmodern 08 - 「デザイン×サステナビリティ」カンファレンス@サンフランシスコ

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Compostmodern 08(いい造語!)は、AIGA(アメリカ・グラフィックアート協会)が主宰する「デザイン×サステナビリティ」をテーマとしたカンファレンス。サンフランシスコでビエンナーレとして開催され、04、06に続いて今回が3回目です。

エコやサステナビリティが余計に叫ばれるようになって、単なるマーケティングのトレンドなのか、それとも本当のパラダイムシフトなのか、傾倒とバッシングが入り混じっている。それだけ以前に比べて実際的な問題となりつつあるときに、理想をカタチにするためにデザイナーは何が出来るのか、デザインコミュニティから発信していこうというイベントのようです。

スピーカーは、WitでもインタビューしたOpenのScott Stowellや、VSA PartnersのJeff Walker、WorldchangingのAlex Steffenなど興味深い面々。他にもIDEOやnike、NAUなど注目の企業からも登場します。(ちなみに前回はAdbustersのカル、Futurefarmersのエイミーなどが出演したのか!)

かなりマストなイベントなのだけど、今回行けないことは確定なので、ブログとかのレポートを追いかけようと思います。こういうカンファレンスに、仕事でいくようにならなくてはとそろそろ本気で!

Compostmodern 08

In case you didn't get the memo, sustainability is all the rage as of late. Is it all just marketing hype or is there a genuine paradigm shift afoot? Either way, what possibilities and implications does this present for designers?

Compostmodern is an interdisciplinary design conference dedicated to promoting sustainable solutions within the design community at large. We hope you’ll join us for a day of turning idealism into actual business practice as we explore solutions for making the world a better place (and further define design’s place in it).

AIGA San Francisco and the AIGA Center for Sustainable Design will present the third biennial Compostmodern on January 19th in San Francisco.

2007/12/15 - 「ミッション001:メディアを探索せよ!Look|Past|New」
[ 「ミッション001:メディアを探索せよ!Look|Past|New」 ]
宇川直宏×近藤哲也×松岡正剛@ICCのミラクル!!

第1部 トーク

日時:207年12月15日(土)午後1時―午後3時
会場:ICC4階特設会場
定員:150名(当日先着順)
入場料:無料
出演:宇川直宏,近藤哲也,松岡正剛


第2部 ライヴ

日時:2007年12月15日(土)午後3時―午後5時
会場:ICC4階特設会場
定員:150名(当日先着順)
入場料:無料
出演:TUCKER,藤乃家舞,u+uco