いいものとは何か - スピノザ
わたしたちの活動力能を増大させるもの、促進するものがいいもの、それを減少させるもの、阻害するものがわるいものになる。(…)私たちの変様能力(触発に応じる力)をより多くのものごとへとひらくものであるから、「身体がいっそう多くの仕方で触発され変様することができるよう仕向けるもの」、あるいはその身体特有の運動と静止の構成関係を保持させるものが、いいものということになる。
→セレンディピティかインスピレーションか、そもそもにして人間は
触発される動物である。
突き上げられる感動、考えさせる思考を育むものこそ、<いい>ものであり、エチカルであってほしい。
※ただし、ドゥルーズがスピノザの善悪の捉え方の独自性として考えているのは、変動する活動力能を全体化はできず、「<悪>も<善>も意味を持たない」という、中世当時のテーゼに鋭くヒビを入れたこと。僕たちの身体を受け入れる器自体は、あくまで相対的なのだ。
Posted by YOSH
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