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2008 年 6 月 17 日
LETTER [啓蒙する名言]
デモクラティズムからデモクラシーへ - 今道友信
いつのまにか、技術連関の中では、どんなに弱いものも、同じような結果を出しうる可能性があるために、すべての人が能力においても平等だと思うようになってきました。人格の平等と能力の不平等は、エコエティカの根本テーゼのひとつです。(…)勝ち負けは能力や運の差を示すだけで、人格の上ではみな同じなのです。そういうことを考えてみて、本当の意味でのデモクラシー(民主政治)をすすめていくためには、デモクラティズム(民主主義)を排して行かなくてはならないのです。

エコエティカ - 生圏倫理学入門』今道友信、p206、講談社学術文庫

→「人類の生息圏の規模で考える倫理」としてのエコエティカは、自然への対物倫理という概念をもって徳目の創造を試みる。そこに「21世紀のロジック」=これからの当たり前につながる価値観の萌芽がありそうだ。歴史上はじめてグローバルなホーム感覚という可能性が開かれた今、デモクラティズムからデモクラシーへ、あるいは悪の衝動から善の衝動へ、「巧みな転換」=エウトラペリアこそ、時代の気分なのだろう。

Posted by YOSH


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