
greenz/biopioの仕事の背景にある共通した価値観や考え方を一度整理すべく、敢えてラベリングしてみた言葉。グリーンカラージョブやサステナブルデザイン、エコビレッジ型コミュニティも含めて、来年のbiopioの立ち戻る場所であり、事業の柱としてコンテンツ化できる部分でもある。検索すると既にGreen Thinking Blogがあったり、果たして定番のキーワードのようだ。
“社会起業家ブーム”で思うこと
今、ジョン・ウッドの『マイクロソフトでは出会えなかった天職』や『チェンジメーカー』など、社会起業家関連の本が人気だ。ありがたいことにgreenzも、『社会起業家に学べ!』で取材を受けたり、『ソーシャル・アントレプレナー・ギャザリング』に、ゲストとして呼ばれるなど、社会起業家という文脈でお声がけいただく機会が増えている。
ただ、敢えてうがった見方をするなら”社会的起業ブーム“なのかな、という気もしている。仕事でいいことをしたい!って気持ちがあるときに、参考となる文献が「社会起業家になろう!」というメッセージだけだと、ちょっとハードルが高いのではないか。
だからこそgreenz/biopioでは、「自分の仕事で、ちょっと考え方を変えたらできるかも!」だったり、「起業ではなく次の転職先として考えてみてもいいな」みたいな情報を、発信してゆきたいと思っている。そのコンセプトの柱が、柔軟に応用可能なGreen Thinkingなのである。
○○思考という時代のフレームワーク
ロジカルシンキングからシステム思考、レバレッジ思考まで、○○思考、○○シンキングは次から次へと生まれては消え、世の中に溢れている。それでも強烈なマインドセットによって時代を築き上げた考え方はもちろん存在する。その最たる例が、IDEOやINDEX awardなどのイニシアチブによるDesign Thinkingだろう。
「水の未来をデザインする」をテーマに掲げるAspen Design Challengeによれば、「Engage in design thinking: Challenge assumptions using human-centered research to determine the most effective strategies for communicating and develop prototypes to test effectiveness(デザイン思考で考えるとは、最も効率的なコミュニケーションを促す戦略を決定し、検証できるプロトタイプをつくりながら、人間中心のリサーチによる仮説を積み重ねること)」ということだ。
このアイデアは21世紀をまたいで、デザインエスノグラフィなど商品やサービス開発に現場に応用されていった。マスプロダクションの時代を超えて、本当に必要なものにデザインの本質が移りつつある。それは強力すぎて、デザイナーのジレンマも同時に生み出した。それほどシンプルかつ広がりのあるフレームワークなのだ。
じゃ、Green Thinkingって何だ?
ただ、ことGreenって何?と考えるとややこしい。原点に立ち戻れば、ブラック思考の対置にある考え方であり、あらゆる業界、分野にまたがる概念だからだ。
例えば最近注目されるグリーンカラージョブは、ブルーカラー、ホワイトカラーに続く新たな層と言われているけど、ブラックなブルーカラー(兵器メーカーとか)もいればグリーンなブルーカラー(太陽光パネルメーカー)もいる。ホワイトカラーも同様なのだ。
そこで目下、僕たちが考えるGreen Thinkingのフレームワークを、以下に言語化してみる。頭の中にある全てを出しきった感はまだないし、これから徐々にアップデートしていくあくまで出発点だ。ぜひ、はてブコメントなどで、意見を求めたい。
(ゼロエミッション、適正技術、一石四鳥的レバレッジ)
・未来の目標から今の仕事を考える
(バックキャスティング、ロングタームシンキング、ビジョン経営)
・Win-Win-Win-Win-Win、誰も泣かないビジネスモデル
(ステークホルダー経営、フェアトレード、適材適所、ポジティブループ)
現状、12月のあるイベントに向かって、具体的にアイデアを煮詰めている段階である。相応しい人選も検討中。もっと海外サイトも当たりながら、一般的な用語の使い方は調整の必要がある。
そしてゆくゆくは前段で触れた社会的起業と転職のギャップを埋めるようなgreenz.jpでのジョブボード的な展開、lounge greenzでのイベントや他の仕事においても、まだ見ぬGreen Thinking的なものを応用していきたい。
※久々にブログで語りきったな〜。アタマの整理、気持ちイイ!





