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2003 年 12 月 4 日
LETTER [啓蒙する名言]
組織の創造性とオフィス空間
自分たちは今どのような状況にあるのか。これからどこへ向かおうとしているのか、そのために何を考え、どのように行動すればいいのか。そうした問に答え、組織の文化とビジネスの行方を認識した上で、より望ましい行動を触発し価値観の形成を支援できる空間の中に自らを置くこと。組織の創造性を求め、ビジネスの成功につなげようとするなら、オフィス作りの第一歩はそこから始まるのではないだろうか。
ECIFFO 2003 秋号 p1、コクヨ株式会社

→オフィスはその会社の「機能」が集約された有機的なカタチだ。素敵なカタチにも、悪趣味なカタチにも、フツーな(そして、普通すぎて居心地の悪い)カタチになるのも、そのフレームワークや導線次第だ。

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2003 年 12 月 2 日
LETTER [啓蒙する名言]
ブレインストーミングの効果 - トム・ケリー
ブレインストーミングは、チームのメンバーに輝く機会が与えられるのだ。これは友好的な競争である。自分の才気や機知を同僚の前で披露したくない者なんているだろうか? … 自由なスタイルのイノベーションが理解できれば、当然、あなたは行動する人々の味方をするようになるだろう。実のところ、熱意にあふれた「ホット・グループ」には引っ込み思案な人の居場所はない。新しくやってきた人がクールなアイデアをだしてブレインストーミングを刺激すれば、私たちは注目する。この参加者はそのとき、尊敬と権限をかちえるのだ。
発想する会社』p.75-76、トム・ケリー著、早川書房

→ブレストは一つの課題解決の方法ですが、副次的にグループに友好的な競争をもたらすと。国連とかサミットとかもIDEO式にしたら、世界はもっとよくなるのかな。

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2003 年 11 月 28 日
LETTER [啓蒙する名言]
つながれ!
これからは、すすんで大勢と混じり合う覚悟がなければならない。供給過剰の社会では、あなたが知っている人たちを見ればあなたの実力が分かる、というものだ。これを事実として受け止めなければならない。あなたはひょっとして世界で一番頭のいい人間かもしれないが、誰もそれに気づかなければ、あなたはただの凡人と同じだ。個人だけで競争すること=あなたは何を知っているか×あなたは誰と知り合いか。連中はあなたの能力にてこ入れしてくれる。あなたがカムアウトし目標を達成する手助けをしてくれる。

ファンキービジネス』(ヨーナス・リッデルストラレ&シェル・ノードストレム著、博報堂、p.360)

→知識とスキルのコラボレーション社会へようこそ。ワクワクです。

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2003 年 11 月 26 日
LETTER [啓蒙する名言]
『いい仕事をしろ』という前に - 西村佳哲
『いい仕事をしろ』と言う前にすべきことがあるし、それを言ったところで始まらない。そもそもいい仕事をしたいのだから、そのための疎外要因を取り除き、力づけるのがマネージャーの仕事なのだ。

自分の仕事をつくる』(西村佳哲著、晶文社、p246)

→気持ちよく働けるアフォーダンスを作る。気持ちよく働くための一工夫を、みんなが気づかないところでやってるのって素敵だな。

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2003 年 11 月 21 日
LETTER [啓蒙する名言]
深呼吸 - 原研哉
いつもより少し深く息を吸い、そして吐く。これを深呼吸といいますが、社会もデザインも深呼吸が必要な時期を迎えているのかも知れません。デザインとは最適なものをつくる喜びであり、最適なものを使う喜びを味わうことです。そしてそれを通して自分たちの生活の品質に対する認識を深めていく営みです
原研哉デザインの原形』(日本デザインコミッティー、p5、六耀社)

→グッドライフな生活は、単なる生活水準が高いものではなく、「自分たちの生活の品質」が高いものと言うと、伝わりやすいのかな。商業主義の裏側のさまざまな意味での搾取に、盲目的なデザイナーや消費者にならないために。

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2003 年 11 月 20 日
LETTER [啓蒙する名言]
地域通貨が世界を変える - マイケル・リントン
国民通貨だけが唯一絶対のものとして今後も盲信されつづける限り、地球は破滅に向かうしかないだろう。マルチなバーチャルマネーのシステムが普及することによって、完全雇用が実現し、資源の再利用が容易になり、社会的平等が促進され、国際間の緊張は緩和されるだろう
マイケル・リントン カナダの地域通貨LETSデザイナー広告 2000/11+12 p28、『21世紀への広告的課題』

→国民通貨だけが唯一なのが普通だと思ってた。ボランティアでイイコトをしてその対価を無理に断る必要はない。要はその対価をどう循環させるかだ。社会の流れとはお金が最も端的に表している、循環そのものなのかも。

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2003 年 11 月 19 日
LETTER [啓蒙する名言]
ファンキー・リーダーは教育的であれ
教育とは感情や魂に響くものだ。さらに言えば、個人的なものだ。

ファンキービジネス』(ヨーナス・リッデルストラレ&シェル・ノードストレム著、博報堂、p.336)

→当たり前のことだけど、見落としがちなこと。

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2003 年 11 月 18 日
LETTER [啓蒙する名言]
プロジェクト2015 - トム・ケリー
10年先のことを自由に考えることによって、私たちは新しくて素晴らしいアイデアのパレットを手に入れる。それが、このあと何年かのあいだ私たちのインスピレーションの源泉となる。おまけに、この作業は非常に楽しい。あなたの目標にあったスケールで、是非同じような探検をしてみてほしい。もちろんいままでに想像もしたことがないようなスケールでやってみてもいい。外に出て、あなた自身の未来を何かつくってみよう。いますぐに。
発想する会社』p.313、トム・ケリー&ジョナサン・リットマン著、早川書房

→未来に属するインフィニティには「自由による制限」とは違う楽しい無限の自由がある

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2003 年 11 月 17 日
LETTER [啓蒙する名言]
カルチャージャマーが世界を変える - カル・ラスン
これからは、人々が情報をめぐる解放・民主化を訴える時代だと思うんだ。おこりつつある新しいムーヴメントは、人種や性差や自然ではなく、文化に関するムーヴメントだ。これまで文化というものは上にいる人間がコントロールするものだった。でも、これからは文化を発信してコントロールするのは私たちだ。
カル・ラスン 米雑誌ADbusters編集長、広告 2000/11+12 p20、『21世紀への広告的課題』

→約3年前の先見的な提唱。blogなどを通じてカルの発言はリアルな体験になった。

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2003 年 11 月 15 日
LETTER [啓蒙する名言]
スタイル
問題はスタイルだ。スタイルといっても日本語のこの言葉がかもしだすニュアンスはひとまず忘れなければならない。スタイルがイケてるかダサいか、ではない。ダサいスタイルなんて語義矛盾。そんなものはそもそもスタイルじゃない、というわけなのだ。君にはスタイルがあるか、ないか、のどちらしかない。
STUDIO VOICE 2002/2/p.18 『グラフィティの未来形』

→スタイリッシュの意味合いも変わってくるね。

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2003 年 11 月 14 日
LETTER [啓蒙する名言]
MOVEMENT
アクションがあれば必ずリアクションがある。繋がっているというのは、きっとそういうことだ。移動のもたらす緊張感や、そこから生み出される臨場感なくして、どれほど多くのものが得られるのだろうか。人の移動(MOVEMENT)を必要としない装置(MOVEMENT)は、僕たちの身体感覚に停滞をもたらす。何もしなければ、何もおこらないのだ。
STUDIO VOICE 2001/6/p.61 『POETIC HORIZONS デザイン・グラフィック・アートの世界線』

→世界は回るのと同様、事象は循環する。その緊張感と限りない機会こそイマジネーションの根元だ。

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2003 年 11 月 12 日
LETTER [啓蒙する名言]
時代の新しい美学 - 馬場正尊
これからも新しいモノはつくられていくし、それによるチャレンジや新しい実験や技術がなければ発展はない。それをダイナミックに展開させるのもデザインの力だとすれば、ちょっと発想を変えてみること、小さなワンアクションを起こすことで、物事や状況にアフォーダンスを与える、それもデザインの潜在力だ。それらは等価に重要なことだということに気がついている。
THE TRANSFORMERS』(R-projest,p9)

→デザインとはアフォーダンスを与えることだとすると、とても素敵な職能ですね。

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2003 年 11 月 11 日
LETTER [啓蒙する名言]
アフォーダンスという概念
私たちが行動したり生活したりする空間、すなわち環境は、その中で可能となる「行動を特定」していると考えられます。その環境は私たちを包み込む空間にあるだけでなく、モノにもあると考えられます。その考え方を展開させれば、逆に私たちの行動や行き方が見えてくることがわかります。
『インタラクション・デザイン・ノート』(鈴木明著、神戸芸術工科大学大学院、p43)

→僕らが気持ちよいと感じるのは、感情や行動がアフォーダンスとマッチしているから。自然なアフォーダンスを意識的に作ることが、場のマネジメントなんだろう。

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2003 年 11 月 10 日
LETTER [啓蒙する名言]
頼まれもしないのにする仕事 - 西村佳哲
デザインの分野に限らず、私たちは企業という母体からの乳離れを始めているのかも知れない。GDPの数値が、豊かさの実感や人生の充実感に直結するわけではないことは、既に知っている。自分を満たす、自分事としての仕事。
もちろん、会社で働くことと個人で働くことを、対立的に捉える必要はない。要は、仕事の起点がどこにあるか、にある。私たちはなぜ、誰のために働くのか。そしてどう働くのか。「頼まれもしないのにする仕事」には、そのヒントが含まれていると思う。

自分の仕事をつくる』(西村佳哲著、晶文社、p228)

→デザイナとは極めて個人的なアイデアを具体的に提案する人だったという歴史に触れて。モチベーションが何処に由来するかで、仕事の意味が見えてくるのだろう。

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2003 年 11 月 5 日
LETTER [啓蒙する名言]
気づかないインターフェース - 深澤直人
ユーザーは気がつかないことが多いかもしれませんが、押し付けがましくなく、必要なときに何かが感じられるインターフェースは、常に存在を表しているインターフェースより洗練されていると思います。

『情報デザイン - 分かりやすさの設計』 (IID著、グラフィック社、p.106)

→気づかないユーザーが一番贅沢なわけですね。

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2003 年 11 月 4 日
LETTER [啓蒙する名言]
オレ会社
オレたちは、自らに商品価値を持たせるためにブランド化、パッケージ化、マーケティングがなされなければならない。あなたという商品はどんなスローガンの下で販売されるだろうか?

ファンキービジネス』(ヨーナス・リッデルストラレ&シェル・ノードストレム著、博報堂、p.358)

→自分を競争社会の一商品と捉え、自分の市場戦略を下に行動するだけで、毎日のルーチンワークさえもその濃さがかわってくるよーな。オレ会社設立に乾杯!

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2003 年 10 月 31 日
LETTER [啓蒙する名言]
ホット・グループ - トム・ケリー
活気あるプロジェクト・チームは、明確な目標と厳しいデッドラインのもとに結成される。ホット・グループは目標が達成されたら解散し、翌週にはまた別のドラゴンをやっつけるべく別のグループが結成されるのを心得ている。…(中略)…IDEOでは、情熱は現在に注がれる。情熱とは素晴らしいプロジェクトに取り組むことに向けられる。大切なのは現在なのだ。

発想する会社』(トム・ケリー&ジョナサン・リットマン著、早川書房 p.82)

→その行動の背景にあるのは、責任ではなく、情熱の方が生き生きできますな。

Posted by YOSH


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LETTER [啓蒙する名言]
デザインのできること - 深澤直人
フリーランスのデザイナーが存在する一番の意味は、これまでの企業の習慣ややり方にとらわれない活動を通じて、企業を変えることができることだと思っています。1つの製品が出たことで、既存のほかの製品のイメージすら変えてしまうことだってある。本来デザインとはそこまで力のあるものなのです。

NIKKEI DESIGN』(日経BP社, 2003.11 p.35「雑貨・インテリアの提案力」より

→ WEBにだって(WEBだからこそ)、そのパワーがあると思います!

Posted by YOSH


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