飼い主から捨てられたり、迷子になった犬は、保護されて新しい飼い主のところに行くか、それとも処分されるか、暗闇と光の二つの道に分かれてしまう。保健所や動物愛護センターに集められるそんな犬について知ってもらい、致死処分をなくすことを目的として、写真家の服部貴康さん、詩人/クリエイティブディレクターの小山さん(gg)のイヌ好きのふたりによって2005年からスタート、エキシビジョンのほか写真集も発売されています。
今年も三軒茶屋の生活工房でエキシビジョンが開催中。「ただのいぬ。」展(2005年、しまおまほさんなどが参加)、「Do you have home?」展(2006年、リリー・フランキーなどが参加)に続いて、今回は「犬の鑑札リデザイン」がテーマです。
知らなかったのですが、犬を飼う人は市町村に届出する義務があり、その際に渡される名札を「鑑札」と呼ぶそうです。それほど普及しているイメージはないですが、「鑑札のデザインが現在の犬を取り巻く環境に適合していない等の理由から、その装着率は極めて低いと言われています。そして、この鑑札をつけていないために、多くの迷子犬が法律に基づき致死処分されています。」とあるとおり、飼い犬であるという証となる重要なサインなのです。
世田谷区では2009年に実際にリニューアルを計画しているようで、デザインは深澤直人さんが担当する予定とか!今回のエキシビジョンでは、そんなタイミングに合わせてシアタープロダクツや植原亮輔(D-BROS)などが参加し、「愛犬家のために、そして犬自身のために、鑑札を付けたくなる首輪」を展示します。
会期は、前編「まいごになったシロ展」が、7月23日(月)~8月8日(水)、後編「デザイナーの考える犬の鑑札 展」が8月10日(金)~8月26日(日)。ぜひWitで、レポートしようと思います。

