_ Ethical Creatives
Greener Gadgets Conference - Green gagdets will change our lifestyle
Greener Gadgets Conference
「未来のケータイは匂いまで伝える!?」こんな夢みたいな話が、Nokiaで実際に検討されているという。匂いの発信/受信ができるガジェット(携帯用の電子機器)を手にしたら、いったいどんな使い道があるだろう。例えばレストランのモバイルサイトから匂いをストリーミング?あるいは旅先から匂い付きモブログ?まだまだ無限にアイデアが思いつきそうだ。
そんなフレイバー送信機能付きケータイに限らず、ネットワーク技術の進歩に支えられた未来のガジェットの登場は、僕たちのライフスタイルを一気に変えるほどのパワーを持っている。もはや新たな当たり前となったiPodはその最たる例だ。
だが最近、ガジェットの進化について負の部分も見えてきた。最新モデルは1年経たないうちに旧モデルとなり、僕たちはどんどんハイペースで買い替える。その結果、毎年4億台ものガジェットがスクラップされているというのだ。廃棄されたガジェットは「e-waste」と呼ばれ、いまや現代の主要な社会問題となりつつある。
とはいえガジェットはこれからも、増え続ける情報とのアクセスポイントとしてますます普及するだろう。だからこそ、環境に負荷を与えない“グリーンなガジェット”という発想が、求められている。
つづきを読む / English here!
_ Ethical Creatives
Darfur: Twenty Years of War and Genocide in Sudan - Editorial Design for Peace
Darfur: Twenty Years of War and Genocide in Sudan
突然だが「紛争予防学」という言葉を聞いたことがあるだろうか。さまざまな外交手段を使って、平和の道筋を考える実践的な学問だ。先日ある大学で、そのクラスを手伝う機会があった。お題は「紛争予防のためのポスターを作ろう」というもの。
イラクやスーダンといった世界の紛争地域から留学生が集まって、彼らが考えてきた紛争予防のアイデアやラフスケッチをもとに、僕たちデザイナーと、ああでもない、こうでもないと、形にしていくワークショップだ。僕に出来たことはささやかなことかもしれないけど、デザインのできることを直に感じたとっても貴重な経験だった。
僕が担当したテーマは、宗教的な対立が続くインドネシアのポソ地域と内戦の傷が癒えないサラエヴォ。どちらも馴染みの薄い話だったから、Wikipediaから「国境なき医師団」のウェブサイトまで、事前にあれこれ調べてみる。
そして愕然としたのは、Google Mapで見ることができる地球のどこかで、信じられない状況で暮らす人々がいるという事実だ。まだまだ知らないことはたくさんある。そしてひとたび気が付いて調べてゆけば、今の世界のアウトラインが何となく見えてくる。
つづきを読む / English here!
_ Ethical Creatives
The 1% – A user guide for "pro bono" work
The 1%
“pro bono"(プロボノ)という言葉を聞いたことがあるだろうか。英語に訳すと"for good"となる。もともとは弁護士が無報酬で行う公共的な仕事のことを指していたが、近頃ではあらゆるプロフェッショナルによるボランティアワークを指すようになってきているようだ。そして最近耳にするのが、デザイナーによる”プロボノ”プロジェクトである。
デザイナーとNPOの協働はすばらしいことだ。ただ、すべてが理想どおりに運ぶとは限らない。NPOの担当者がそれほどデザインのことに明るくないのもあるだろうし、デザイナーもコミュニティの現状を常にウォッチしているわけではないからだ。そう、そこには両者を橋渡す何らかの工夫が必要なのである。
つづきを読む / English here!
_ Ethical Creatives
AT THIS RATE - A natural silhouette catching our eyes
AT THIS RATE
毎秒、1.5エーカー(約8,070平方メートル)の熱帯雨林が消滅しているという事実がある。それは1日に換算するとニューヨークの5つの行政区より大きく、1か月に換算すればバルセロナ市の102倍に、1年間ではスリランカの3倍という圧倒的な面積になる。このままだと、2025年には現在の半分が、そして2060年にはすべての熱帯雨林が失われてしまうという。それはいったい、どんな世界なんだろう。想像するだけでも怖いくらいだけど、よくない方の未来であることは間違いない。
「この調子でゆけば・・・」と銘打ったブックレット『AT THIS RATE』では、その事実を印象的な葉っぱのビジュアルとタイポグラフィで伝えている。これは、国際的なNGO"Rainforest Action Network(RAN)"の認知向上を目的としたキャンペーンの一つとしてつくられたものだ。手がけたのロンドンをベースに活動するStudio8。"GRAPHIC MAGAZINE"や"ROYAL ACADEMY MAGAZINE"などのソリッドなタイポグラフィで、エディトリアルシーンを席巻するデザインスタジオだ。
つづきを読む / English here!
_ Ethical Creatives
60, Unite for Children
60, Unite for Children
「イラクの子どもたちが再び学校へ」「アンゴラ新しい未来が開かれた元子どもの兵士たち」。-UNICEF(国連児童基金)のサイトを訪れると、世界の子どもたちのストーリーを知ることができる。そうした明るいニュースの裏側には、紛争や児童労働など、知れば知るほど、暗くて重たい現実があったりする。それは離れた国の遠い出来事のように感じられるかもしれない。でもこう考えることもできる。
「世界の子どもたちのことを立ち止まって考えるということが、自分の周りの子どもたちについて考えるきっかけを与えてくれる」
これは、子どもたちのためにアーティストが団結しようというデザインプロジェクト『60 Unite For Children』に寄せられた、あるアーティストからメッセージだ。今回は、このプロジェクトについて取り上げてみたい。
つづきを読む / English here!
_ Ethical Creatives
Open - "not-closed" art direction
Open
「クリエイティブな連中は、サイテーの身分で働いている」。20世紀の終わりにそう嘆いたのは、今は亡きティボール・カルマンだった。アンディ・ウォーホルが創刊した「Interview」やベネトンの「COLORS」誌のデザインで知られ、今なお良識あるデザイナーのアイコンとして、大きな影響力をもつ伝説のアートディレクターである。
つづきを読む / English here!
_ Ethical Creatives
Still Life - Stitchwork that connects our wish
Still Alive
まだ聞いたことのない鳴き声に包まれた、知らない世界がどこか遠くにある。アマゾンといえば、そんなところのひとつだ。小さな頃に図鑑でみた、想像を超えたカラダのつくりと桁違いのまばゆいカラーリング。自分が普段暮らしているところとは決定的に違う天候や環境が、そのまま色や形に現れていた。
その多様性を根っこで支えているのが、生きものが様々に関係して成り立つ森の世界だ。広大なアマゾンは、言わずもがなの代表格だろう。
つづきを読む / English here!
_ Ethical Creatives
Cat's Eye - "Endangered means there is still time"
Cat's Eye
ロンドンのFamily Treeで見つけた「Cat's Eye」は、「Endangered means there is still time」というメッセージを掲げる、動物をテーマとしたアートTシャツレーベル。元Dazed&Confusedのアートディレクター、ルパート・スミスがデザイナーとして参加しています。
つづきを読む / English here!
_ Ethical Creatives
Tada no inu : happy relationship between people and dogs
「ただのいぬ。」
「ただのいぬ。」は、「犬と人のしあわせな関係づくり」を提案していくプロジェクト。
飼い主から捨てられたり、迷子になった犬は、保護されて新しい飼い主のところに行くか、それとも処分されるか、暗闇と光の二つの道に分かれてしまう。保健所や動物愛護センターに集められるそんな犬について知ってもらい、致死処分をなくすことを目的として、写真家の服部貴康さん、詩人/クリエイティブディレクターの小山さん(gg)のイヌ好きのふたりによって2005年からスタート、エキシビジョンのほか写真集も発売されています。
今年も三軒茶屋の生活工房でエキシビジョンが開催中。「ただのいぬ。」展(2005年、しまおまほさんなどが参加)、「Do you have home?」展(2006年、リリー・フランキーなどが参加)に続いて、今回は「犬の鑑札リデザイン」がテーマです。
つづきを読む / English here!
_ Ethical Creatives
Wire: design not for the client but the end user
Wire
その街の気分を手っ取り早く知りたいなら、まずは本屋に向かうことだ。多彩な雑誌の表紙から最近のトレンドを一望することができるし、置いてあるフライヤーは今日明日のイベント探しにもってこい。ということでさっそく僕が訪れたのは、クラーケンウェルにあるデザイナー御用達のブックストア「Magma」だった。
最近のアート系ブックストアに共通していることがある。それは、ソーシャルなテーマを扱ったビジュアルブックが、BANKSYやポール・デイビスといったアーティストの作品集とともに、普通に棚に並べられている点だ。
ステファン・サグマイスターのデザインによる『World Changing』、Lars Mullerの『Who owns the water? 』、コンテンポラリーアートとエコロジーをつなげる『LAND, ART - A Cultural Ecology Handbook』などなど。ビジュアルワークは視覚によって、複雑な情報をすばやく伝えるのだろう。一ころは取っ付きにくかった社会性の高いテーマとの距離感を埋めるべく、少しずつデザイナーが関わりはじめているのだ。今回見つけた『Crossfields』もまさにそんな本である。
つづきを読む / English here!
_ Ethical Creatives
Rough Sleepers: Homeless People Meets High-fashion People
Rough Sleepers
ロンドンで先ごろオープンした「Rough Sleepers」というセレクトショップが、おしゃれに敏感なロンドンっ子の間でちょっとした話題になっている。そんな話を耳にして早速行ってみると、ハイセンスなブティックだった。ちょっと他のお店と違うところは、「すべての利益は、ホームレスの支援のために使われます」という入り口のメッセージ。「ラフ・スリーパー」とは英語で野宿者のことで、ここはnovasというソーシャルベンチャー(社会貢献を事業の中心とする企業)が運営する、ホームレス支援を目的としたモードなチャリティショップなのだ。
つづきを読む / English here!
_ Ethical Creatives
Futurefarmers: "Art is a verb"
Futurefarmers
Futurefarmersを設立したメディアアーティスト、エイミーは、WebDesigningでの連載で最初にインタビューした人物だ。そのときは、「世界を変えるにはマウスを押し続けるべし」、グリーンピースのための温暖化防止プロジェクト「Solar Generation」を紹介した。
右も左も分からなかった僕にとって初めての、世界的なアーティストへのドキドキのメールインタビュー。それでも彼女は、落ち着いた、優しくウィットのあるレスポンスで緊張をほぐしてくれた。そして初めて会ったときも、そのままイメージどおりの柔らかな力強い彼女がいた。
つづきを読む / English here!
_ Ethical Creatives
WayShapeForm: Designer as an Author
WayShapeForm
僕がWayShapeFormのことを知ったのは、いつものデザインポータルだった。「グラフィックデザインをすることは、人と出会ういい機会」というポジティブなステートメントも気になりつつ、何よりそのポートフォリオにときめいた。
周りの仲間のアートブック、大学のエキシビジョンのプログラムなど、決して名のあるクライアントではないかもしれない。だが、彼らのつくる本はどれも抜けたように美しいのだ。社会問題をテーマとしたラディカルな自費出版本は、アワードまで受賞している。
デザインという自分たちの職能への確たる意思を感じたこと、それが彼らにコンタクトした理由である。
つづきを読む / English here!
INSIGHTS, _ Ethical Creatives
【Ethical Creatives】
いま欧米では、“エシカル(Ethical)”という言葉が、雑誌などで日常的に使われている。日本語に直訳すると、「倫理的」ということになるけれど、それほど肩肘張った印象ではない。
Ethical Shoppingといえば、環境に配慮したエコロジカルな商品、あるいは公平な貿易が行われているフェアトレードの商品などを積極的に選択する態度のことを言う。他にも、Ethical Jobsという求人サイトもあるし、TreeHuggerでは「2007年の主要なトピックはEthical Designだろう」と宣言していた。
では、デザインにおいて“エシカル(Ethical)”とは何だろうか。平たく言えば、“ちょっと考えてみること”かもしれない。
あらゆる物事には、できあがるまでにいいも悪いもいろんな事情があって、その本質が見えづらくなってきた。だからこそ何かをデザインするときに、マテリアルやテクノロジー、メディアをどう選択するのかが、ますます重要になってきている。そうしたデザイナーの裁量が問われる多くの事柄について、さまざまな影響を知り、想像をふくらませることが、今求められているのではないだろうか。地球に優しいデザインだって、結局は一つひとつの判断の積み重ねなのである。
ここでは、デザイナーに浸透しつつある「エシカルな創造性」を取り上げ、デザイナーの倫理的な価値観についてのリサーチを行っていく。
つづきを読む / English here!















